『オアスペ』凄い!!

天国と地球と霊を解き明かした書。
(ご出版、ありがとうございます。)



前回の続き



【エスクラの神書】より
(紀元前約1550年~紀元後約1450年リカのサイクルの3400年の最初の3000年)(コスモン紀元前約3400年~400年)
(3000年〔エスクラ〕と400年〔エス〕を足して、ボンのサイクル全体の3400年と等しくなる。)




[サカヤ(※釈迦)の教え(※続き)]


「第2の法は、浄化された後に、
《いつも他者に善を行うように努めること》です。」

多くの者たちの何人かは尋ねた。
「【他者に善を行うとはどういうことですか。】」

サカヤは言われた。
「【まず、他者に純粋さを抱かせ】、
それから、自己を実現させます。
(※従って、反対に、<他者に不純な考えを想起させ、悪に傾かせることをしている自分>も、他者に悪を行ってしまうことになります。知らず知らずにそうしていることもあり、私たちは常に配慮が必要なのです。)

(※そして、【自分自身のことよりも愛する人】に人生において出会い、双方で互いを活かし合い【一体化したい】、【魂と魂の融合を実現したい】、と他者に“想起させる自分たちとなること ”。 これが、他者への最たる善き御業です。善き見本を子供たちに見せてあげられる夫婦なら、子供に最も善き御業を施しています。また、そばにいた若者の心に、純粋な融合への憧れを呼び起こす “気を放射している” ほど、愛を実現する人間になることも、他者に善を行うことになります。)

貧しい者を助け、貧しい者に与え、奉仕することは、他者への善き御業であると
いつも言われてきました。

しかし、このことは、
善いことの半分であることをあなたがたに伝えます。

なぜなら、彼らを助けるだけでなく、
《“行って”、彼らに自立する方法を教えることが必要》だからです。
これは、他者に善を行っていることになります。


「僧侶の法を語り、毎日ある数の祈りを繰り返す者は誰でも、善き御業を行うと言われてきました。
しかし、《自らの祈り(※の言葉と【考え】)を見つけることを人間に教える》者は誰でも、
より偉大な善を行ったことになる、
ということをあなたがたに伝えます。」

「《人間を自己救済の道へと導くこと》は、最善の御業です。
(※人間が利己心を捨て、他者を活かすために生きること、つまり【瞬間瞬間に、他者を愛すること】が最善の道だと示すことが最善の御業です。)

<あなたがたが僧侶に自分のために祈ってもらうように依存してきた>ように、
(※最善の御業とは程遠い業ですね。)

私はあなたがたに
自分のために(※自分で)祈る(※考える)ことを
教えに来ます。

(※【考えること】を他者に依存しないこと。【考えること】は霊体を動かすことだから。霊体を成長させたければ、霊界について、創造主の御心について、【自分で考えること】をすること。)」


「第3の法は、《利己心を手放すこと》で、
平和と家族のために、
《自らの欲求、財産、“意見” を喜んで犠牲にする気持ちがあること》です。
これは最も難しい法です。

(※絶対に自分を曲げないことを自慢するのは幼く、自分を曲げないことが勝つことと勘違いすることが多いが、喜んで相手の意見を尊重できないなら、他者と融合できるようには霊は成長しません。霊とは【考え】だからです。愛するとは、相手の【意見】【考え】をこそ愛していることであり、相手の霊を自分の霊で愛することです。【相手の意見や考えに共鳴しないなら、霊は共鳴しておらず、その関係に愛は存在していません。】)


なぜなら、人間は <わがまま> のために、
『私にはそのような自由な愛(※欲求)があります。私を独裁者にして、私の命令に従いなさい』と言ってしまうからです。」

「人間にこの悪(※<わがまま>という未熟さ)がなければ、
人間は世界中で平和に共存できるでしょう。

(※しかし、魂が、未熟に生まれ成長していくのが地球という場であるため、平和に共存できない時と所は常に存在するでしょう。)」


「第4の法は、
《兄弟姉妹として、老若男女を愛することです》。

(※本当に。私たちは皆、創造主の子供たちであるのだから、兄弟姉妹なのだ。)」


「第5の法は、
《悪に対して善で返すこと》、そして《痛みを与える者たちに喜びを返すこと》です。」

「【すべてを共有して、それらのことを実践すること】は、
(※《あまり自分と他者を分け隔てせず、皆が創造主の子供たちなのだという感覚》がまず必要だ。この感覚なしには、すべてを共有したり、善を実践することを難しく感じるかもしれない。自分と他者とが分離しているとの感覚が強いほど、難しいかもしれない。)

世界の闇、戦争、悪を贖罪し、
生きとし生けるものすべてを
平和、光、幸せへと導くのに十分なことです。」


(※エーテリア→アトモスフェリア→コーポリアと固形化するほどに、個として存在しているように見え、つれて、分離感が強まる。“復活”とはこれをさかのぼること。個体のようであって個体でなく、分離しているようで分離していない感覚を育み、全体との一体化、融合を果たして【皆で天国(平和、光、幸せ)を創ること】。これを私たち人間におさせになりたくて、おさせになりたくて仕方のない創造主だ。)







次回に続く



『オアスペ全訳第2巻』P569,570




“ヤーウェイの御名において
「皆、兄弟姉妹」のしるしで
敬礼をお送りします!”