『オアスペ』凄い!!

天国と地球と霊を解き明かした書。
(ご出版、ありがとうございます。)




前回の続き


【エスクラの神書】より
(紀元前約1550年~紀元後約1450年リカのサイクルの3400年の最初の3000年)(コスモン紀元前約3400年~400年)
(3000年〔エスクラ〕と400年〔エス〕を足して、ボンのサイクル全体の3400年と等しくなる。)




次に、ヴィンデュ(※インド)とその天国(※霊界)の<三位一体の神(※悪神)であるカバラクテス>の声を聞くことにする。


[ヴィンデュとその天国の三位一体の神カバラクテスについて]


<カバラクテス>は言われた。
「ヴィンデュとその天国が永遠に私のものとなるので、私はゆっくり時間をかけて、確かな基盤を造る。それから、第一に、私は、ヤマラガの山々の上空12マイルにある天の都市であるハラクトゥを建設し、その翼は、ヴィンデュと同じぐらいの広さにまで及ぶだろう。」

「そして、私は、ハラクトゥに自らの天の宮殿を建て、華やかに飾る。
その宮殿は四方八方に翼もあり、その翼は、
私の執事、私の選びし民、聖会議の住まいである。」

「ハラクトゥがこのように完成するとき、
私は地球のすべての天国に伝える。
『<三位一体の聖なる同盟>で最も輝かしい都市であり、聖霊の天の玉座であるハラクトゥを見に来なさい。』」

「そして、戦天使の私の軍隊は、これらの私の天国で戦うために出ていく。
彼らは、ヴィンデュで崇拝される “ すべての偽の諸首長と神々を取り去るだろう ”。

(※このことが<三位一体の聖なる同盟>の目的だから。しかし、<悪を取り去る為に戦うなら、自分もまた同類となる>ことを理解していない。悪から悪を取り去るには、そうした“悪に溺れている生命”を【救済する】以外に道はないのに。)

2つの選択肢を私は彼らに与えよう。
1つは<私と三位一体と聖霊>に従うことで、
もう1つは地獄に落とされることだ。

(※実際、この通りに教えられています。全て宗教では、<◯◯を信じる者は救われる。信じない者は地獄に落とされる。>とどこても常に言われます。)」

「神々(※偽神々)と専制君主は、私の手によって一人ひとり倒れるだろう。
私は、完膚なきまでに、永遠に、彼らを滅ぼすのだ。」

それから、カバラクテスは、天の王国をまとめて、執事を任命し、担当する仕事に応じて執事に天使(※霊)を割り当てた。

カバラクテスは、天の都市ハラクトゥを造って、まばゆい輝きでハラクトゥを飾った。
カバラクテスは、病人と “精神薄弱者” に病院を与え
(※精神の弱さは、霊界では病の状態の揺るぎない実態となる。人間の霊から哀愁や悲しみを呼び起こすような刺激を持つ波長の音楽も、故に良くない。勿論、悪神らがそのような音楽を巷に流すよう門戸を開き、流行らせて、人間に聴かせたり、陰鬱な世界に浸らせたりすることをしているのだ。精神は優し過ぎて弱いのは良くない。精神は強くなくてはいけないから。悪神は良くない存在だが、彼らは精神が強い。その点、後に改心したなら大きな責任を果たす力を持ち合わせた生命となるのだろう。)

エスヤンに保育園を与え、職人に工場を与え、学校と大学を博学の者に与えた。

カバラクテスは言われた。
「見よ、私は、宮殿を “自らに” 与える前にさえ、貧しい者、病人、無学な者、無力な者、精神薄弱者に場所を与えてきた。
神はあなたがたのために存在する。
見よ、私は、三位一体、御父、聖霊のしもべである。

私の教えは次のとおりである。
最初に他者のために、その後に自分のために働きなさい。
(※そしてそれを守らない者には罰を与え暴力によって制圧したり排除するというなら、本末転倒なのだ。)

そして、あなたがたは、私の教えが神聖な教えであると気づいたので、何があろうとも、その教えを確立しなさい。
なぜなら、私は、善の者であるが、
また悪を克服して、
<正義と自由を確立するために大きな “怒り” を抱く> 点では、
力と威厳を示すからだ。」


それから、次に挙げるのが、カバラクテスの参謀長である。
すなわち、ベドモン、ラーエル、ヨダヴァ、クラオシャ、ヴァラガ·シン·ツェ、カラバ(偽のミトラ)、ハエキハ、ユトビス(偽のクリシュナ)、ルムボシア、ドラヴァ、エチュワラクチャ(偽のヴィシュヌ)、ミルヘス、セピア、ティドン(偽のアリ)、オナトゥフ、デュルヘア(偽のドゥルガー)、インドラ、カーリー、ホサネ、ワーティサ(偽のアグニ)、オウェラ(偽のラーマ)、グル(偽のシバ)、ヒアク、カッサヴラッガ(偽のトリマーシ)、ハウゴサ、イスラ。

そして、次に挙げるのが大佐である。
サラマ、ジャナッサ、アナセイア、ソディカ、ジャヌルス。

注)これらの名の多くは、インドの多くの神々についての文献や崇拝において見つかる。

しかし、すべての前述の者たちは、
地球と天国の両方で、多くの “ 偽名を名乗っていた ” 。
それで、歴史からは、彼らが誰であるかが分からず、あるいは、彼らの名によって、彼らの王国がどこにあったのかも区別できない。


カバラクテスは参謀長たちに言われていた。
「見よ、<人間には崇拝対象とする多くの “ 好みの名 ” がある>。
(※まるで目を楽しませるアクセサリーのようにだろうか。)

地球のヴィンデュに降りて、
霊的交感の神殿、神託所、そして < 人間が崇拝しにくる場所はどこでも > 所有しなさい。」

「< そして、人間が “最も崇拝したい気持ちになる首長や神” に対して、“その首長や神の名” を名乗りなさい。>」

「なぜなら、あなたがたが
“ 新しい名ではなく古い名でヴィンデュの地を所有し ”、
すべてが、<三位一体>の神格を確立するという1つの目的にあるという法を、あなたがたに伝えるからだ。」



(現代〔西暦1882年〕において、インドの三位一体の神格は、霊、天の同盟、人間の誕生である。
しかし、仏教徒は、彼らの神であるブッダ(Buddha)またはブオイディスタ(Bhoidista)を御子と考えている。ー原書編集注)









次回に続く



『オアスペ全訳第2巻』P554,555,556