『オアスペ』凄い!!

天国と地球と霊を解き明かした書。

(ご出版、ありがとうございます。)




前回の続き



【エスクラの神書】より
(紀元前約1550年~紀元後約1450年リカのサイクルの3400年の最初の3000年)(コスモン紀元前約3400年~400年)
(3000年〔エスクラ〕と400年〔エス〕を足して、ボンのサイクル全体の3400年と等しくなる。)





「モーゼは言われました。
『至高の存在よ、あなたの仰るとおりです!
あなたの名において、
そして、あなたの叡知と力によって、
私は低い天国に戻って、
私が裁いたその者と民をひきうけます!』」

「モーゼは、泣いて、
建造者にすぐに高速の相応しい船を用意するように命じました。
そして、モーゼは、3万人の有志を同行させました。」

「準備万端となったとき、
モーゼは、お供に別れを告げて、
天使団と共に火の船に乗って、
まもなく私たちの2機の船は舵を進めました。

それは、まるで
赤色星である地球に向かって “ 競争しているかのよう ” でした。

数日後に、私たちは、“ 神の住み家である楽園の都市にある、地球の天国 ” に到着しました。」

それで、ハエロポニティス(※神の急ぎの使者の天使)による《天の報告の任務》が終わる。

なぜなら、ハエロポニティスが楽園に到着するとすぐに、当面の《任務》は完了したからだ。


“ モーゼが来ることが楽園で知られたとき、
大歓喜に包まれた。”

なぜなら、神も聖なる11人も聖会議も皆、
“ モーゼに会うことを願った ” からだ。

そして、神は、
高官の全評議会と音楽家にも、首都の外に出て、
モーゼと会い、モーゼを玉座まで護衛するように命じた。
彼らはこれらのことを行った。

そして、モーゼは神の玉座の前に来て、
「時の審判」のしるしで敬礼した!

そして、神は、
「あなたの働きは私の喜びと栄光である」というしるしで
モーゼに応えられた!


神は言われた。
「ヤーウェイの名において、
モーゼよ、来て、玉座に敬意を表してください。」

モーゼは、上がって、神の右側の玉座に座った。
モーゼは、聖会議と聖なる11人に言われた。
「あなたの神は私の神です。
神の愛と統治において、
私は、ヤーウェイの御心によって、
< 私と私の言葉 > に苦しんできた者たちを救う役割を頂いています。」

神は言われた。
「最初に憩いの日を取りましょうか。」

モーゼは言われた。
「いいえ。
ファラオであったヌ·ガンを私が救済するまで、平和は訪れません。
したがって、あなたの高官をヌ·ガンのところに行かせて、
ヌ·ガンをこの玉座の前に連れてきてください。」


そして、すぐに、
ヌ·ガンが再び連れて来られた。

ヌ·ガンは、全身を覆われて、《 光がヌ·ガンを傷つけないようにされた 》。
そして、ヌ·ガンはまだ叫んでいた。
「ヤーウェイの息子である神よ!
モーゼよ!モーゼよ!モーゼよ!」

そして、モーゼは、これを見たとき、
“ 哀れな場面に ” ほとんど参っていた。


モーゼは、涙をぬぐって、
立ち上がり、“ 手をヤーウェイに上げて ”、
言われた。

「ヤーウェイよ、
あなたの【根源の御光】よ!
ヤーウェイよ、
あなたの【根源の御光】よ!
私が呪ったヌ·ガンを救いたまえ!
“ ヌ·ガンの悲しみと不幸を
私に負わせてください!
なぜなら、私がヌ·ガンに対して罪を犯したからです!”」


ヌ·ガンがヤーウェイの面前で立ちすくんでいたとき、
“ 《雲のように黄色の光のマント》がモーゼに降りてきた。”

あたりは静まり返っていた!

ヌ·ガンにされた目隠しと覆いはとれて、
ヌ·ガンは静かに動かずに立っていて、
じっと “ 畏怖の念をもって ” 、
《その聖なる光景》と、
神の玉座の上のモーゼを見ていた!


【ヤーウェイの霊が《その聖なる場所》に来て、
音楽家はその力を感じた。
それは、《エーテリア界からの強い者の御光》であった!】

それから、《優しく、1万人の声の音楽》が、
その神聖な観衆に聞こえてきた。

《最初は、“ 遠く離れているかのように ” 穏やか》で、
《次に、だんだん大きくなって、“ 近づいてくるよう ” 》で、
《ついに、まもなく、“ 聖歌の言葉 ” がヤーウェイを賛美した》。

(※こうした、かすかに、しかし頭の上の後ろの方から、遠く離れたところからのように、どこからともなく、しかし “確かに聞こえてくる音楽”。これは、《天使たちの声による言葉》だったのだ · ·  この場面もそうのように、人や霊の精神を癒すために創造主からもたらされる【御光】であった · · )


ヌ·ガンは、モーゼと《エーテリアのマントの光輝》から目を背けなかった。

なぜなら、ヌ·ガンは、モーゼのことを知っていたからだった。
それは、まるで、“ ほんの昨日 ” になって、
“ 彼らが地球のエガプトで別れたかのように ” 、
よく知っていた。


ゆっくりと今、モーゼは上に伸ばした腕を降ろした。
“ モーゼの手は光り輝いていて、黄色の火のようだった。”


(※私たちの “手” とは、純粋さ、清らかさが極まるなら、これほどまでに完全に、創造主の根源の御光と繋がり、流入を受け、そして他者に向けて分配出来るよう働く。通過口として、手の掌、指からは慈愛の癒しの御光が流れてくださるようになるのだ · · ·)








次回に続く


『オアスペ全訳第2巻』P538,539




“ヤーウェイの御名において
「黄色の火のような手」のしるしで
敬礼をお送りします!”