『オアスペ』凄い!!

天国と地球と霊を解き明かした書。
(ご出版、ありがとうございます。)




前回の続き


【エスクラの神書】より
(紀元前約1550年~紀元後約1450年リカのサイクルの3400年の最初の3000年)(コスモン紀元前約3400年~400年)
(3000年〔エスクラ〕と400年〔エス〕を足して、ボンのサイクル全体の3400年と等しくなる。)




[天国のモーゼはヤーウェイの審判を受ける!]


神の、そして、楽園の天の都市のための主任高官の一人であるハモナスタスは、
玉座の前に来て、
正式に敬礼して、言われた。

「ヤーウェイの息子である神よ、
あなたの前で話します!」

神は言われた。
「息子よ、話しなさい。」

ハモナスタスは言われた。
「ヌ·ガンが、
火の柱を越えた、楽園の都市の外に、
あなたの高位の大佐と共にいます。

ヌ·ガンは、
<エガプト上空のハッサの地獄の1つから “ 救済され ” 、絶えず叫んでいます。
『ヤーウェイの息子である神よ、私をたすけてください!私を助けてください!
モーゼよ!モーゼよ!モーゼよ!』」

「ヌ·ガンは取り乱していて、ひっきりなしに
“いつも同じ言葉を何度も繰り返していましす。”

今、見てください、
看護婦と医師は、“ 思いつく限りすべての療法 ” を試しましたが、
《 ヌ·ガンの呪縛を解くことがまったくできませんでした》。」

(※人の意識の構造とは、人それぞれに特殊で、それぞれに背景が在り、【堅固な現実】である。)

「彼らは、70日間働いて、あなたから学ぶために、最後の手段として、ヌ·ガンをここに連れてきました。」

神は言われた。
「ヌ·ガンよ!
この者は、エガプトのフェイシストを攻撃したファラオの一人ではないのか。
ハナモスタスをヌ·ガンの見張りのところに戻して、《玉座の光》に耐えられるようにヌ·ガンに目隠しをして、それから、あなたと見張り、ヌ·ガンを私の前に連れてきなさい。」

ハナモスタスは、敬礼して、出発して、
しばらくして、見張りとヌ·ガンと共に戻った。
ヌ·ガンは、声をかけられたときでさえ、ずっと泣き叫んでいた。

そして、今、ヌ·ガンが神の玉座の目の前にいたとき、神は、彼に言われた。
「私を見よ、私はヤーウェイの息子である神である。
私はあなたのために何をしたらよいだろうか。」

しかし、ヌ·ガンは、神が言ったことを聞かず、変わらず泣き叫び続けた。
それで、神は見張りに言われた。
「“ 光がヌ·ガンに注ぐように ” 、
目隠しを少し外しなさい。」

見張りは目隠しを少し外した。
しかし、驚いたことに、ヌ·ガンは < 光でさらに取り乱した >。
(※闇の存在は、自ら暗い闇へと向かっていくのであり、光は痛み、苦しみとなる。人間でも、心が純粋な人を眩しく感じ、結局は近づけない、一緒にはいられないという人もいるが、同じだ。《光の通過可能量》が人間により皆異なる。)


神は、ヌ·ガンのひどい苦しみを見たとき、
見張りにヌ·ガンがどれくらい地獄にいたのかを尋ねて、見張りは答えた。
「76年と、<結び目>で3年です!」

神は言われた。
「この者がユダヤ人を迫害したファラオであることを、私は知っている。
彼を壁の外にもう一度連れて行き、
そこにいさせなさい。

私は、モーゼの所在を知っているエーテリアのリカに、急ぎの使者を一人送る。

“ おそらく、モーゼは、ヌ·ガンに呪いをかけたのだ!”
もしそうならば、
“ モーゼだけがヌ·ガンを救済することができる ”。」


見張りは、神に命じられたように、ヌ·ガンの霊を都市の外に連れ出した。

神は、急ぎの使者であるハエロポニティス(ラバンの姉妹)を、
エーテリア界に向けて “ 火のアロウ船に乗せて ” 、
当時リカが滞在していたグッサワニッチャに送り、
ハエロポニティスに、ニルヴァニアの天使長であるリカに “その問題” を伝えさせた。

今、ハエロポニティスの言葉で、
次のような報告が続く。
「数日後、私はヤーウェイの御座の前に来て、
その御座にリカが座られました。
リカのエーテリアの領域をとおして、太陽団が運行していました。
私は、リカにヌ·ガンの話を伝えました。」

「その後、ヤーウェイの息子であるリカは言われました。

『《目的地の私の報告者》 に “ モーゼを見つけさせなさい ” 。
そして、《モーゼがヌ·ガンに <審判を下した> のが本当であるなら、モーゼは低い天国に帰還して、ヌ·ガンを救済しなければならない》。
【ヤーウェイの高潔さは、すべての時間と場所に届いている。】』」

(※《目的地の報告者》という役職があるのですね!探し出すプロの天使☆)


ハエロポニティスは続けて言われた。
「それで、私は、ヤーウェイの御座に敬礼し、
《目的地の報告者》と共に、再びエーテリアの領域に進み始め、
“ 7つの世界と300以上のニルヴァニアの王国 ” を通った後、私たちはサピアスの平原に入りました。
そこには、リティヴィウスのギタープサンの評議会に属している大使館の大学と学校があります。

“ そして、ここで、私たちはモーゼを見つけました!”」

(※霊界とは広大無辺で、本当に融合し合った磁石の者同士ともなっていなければ、再会するのも難しい世界のようだ。より純粋な魂となり、復活を遂げている天使《目的地の報告者》のような任務を行なえる天使に依頼できないならば。)

「モーゼは、探していたことを伝えられて、
“ 私たちを見るとすぐに、その原因を預言しました ”。」

「モーゼは言われました。
『ああ、私です!
あなたは、私を探しに来たので、
何百年もずっと私の中に眠っていたものを呼び覚ましました。

そうです、
“私がファラオに <呪いをかけた> のは本当です。”

なぜなら、私はファラオに
「あなたを苦しみから救うために
< 私をまた呼ぶことになるでしょう >。」
と言ったからです。

そして、後に、子羊の犠牲の血のことに触れて、
私はそれに付け加えました。
「これは、ヘブライ人が苦しんできたことに対する、あなた自身とあなたの民への罪なき血のあかしとなるでしょう。」』

「モーゼは言われました。
『このように言わずに、【私は彼を許さなければなりませんでした】。

ヤーウェイよ!ヤーウェイよ!
私は、あなたの前に罪を犯しました!

そして、
《あなたは、これだけの年月が過ぎても、私を探し出して、その問題を私のもとにお返しになりました》。』」



(※自らの言葉に対する【責任】、自ら求め持った物事に対する【責任】、これらを【必ず果たしていくこと】が生命であり、欲望とのセットであるが、またこの【責任を果たそうと尽力すること】で、魂は成長できる。ように創造主は仕組まれておられる。だから後先考えず、思いつきで、強欲で、“持っても”、無気力、不活発よりはよいとされている。その後に “シッカリ” 、責任を果たせば、それはたいそうな善となるのだから。)








次回に続く



『オアスペ全訳第2巻』P535,536,537,538




“ヤーウェイの御名において
「目的地の報告者」のしるしで
敬礼をお送りします!”