人間は

物質世界で生きる自分のことしか考えない。

物質的なことしか眼中になく

文字どおり、下しか見ずに生きている。


それを ただやろう。

このことを

ただやっていよう。

と埋没して

他の世界があることなど

考えもしない。


全ての能力も 神経も 感性も

物質でなく

《エス世界、目に見えない世界からやってきているもの》だというのに。


そんな、人間特有の<頑なな精神性>を

つぶさに感じ取り呆れはしながらも、

正確に観察している存在たちがいる。


人間の精神性をまるごと吸い込み

全てを感知している身近で天的な存在は

木々や草花たちだ。

私たち自身ですら把握出来ていないような“自分のこと”までを 何もかも捉えてしまう、

大地から生え伸びる木々や草花たちは、

創造主の具現化した“精神性受容体”だ。


彼らは鋭い。

人間の全てを吸い取り把握してしまう。


人間は、この森林の精神性と

自分の精神性とを通わせ合って生きるまでは

天国と地球と霊(自分)が

どのように繋がり、

求め合っていて、

共に生きるよう創られているのか分からない。


そんなmy森を持つまでは

人間は神髄に触れられない。


少しでも、上を見上げ

空気(エスの世界)を吸える人間に変わるためには

森林に把握してもらう人間になる必要がある。

付き合っている森林がある必要がある。


しかし、そんなmy森を持っている人間は

今、ほとんどいない。













『オアスペ』凄い!!

天国と地球と霊を解き明かした書。

(ご出版、ありがとうございます。)






前回の続き




【フラガパッティの書】より

(フラガパッティは地球と地球の天国の救済に創造主より遣わされたオリアンの大天使長)





(創造主はハライティのモウルの聖会議で仰せられた。)

「それから、ホアブよ、

どのように、私は、

あなたのことを知らなかったというのか。

私は、

強い手足、そして、遠くまで伸びる腕であなたを創った。

【あなたの判断は、

私が大衆のために創った。】

(※それほど、人の才能、能力とは、《他者に役立つため》に持たせていただくものなのだ。)」


「私は、羽のあるひな鳥に『飛びなさい!』と言って、

ひな鳥は飛び去る。


私は人間に『私の名において出て行きなさい!』と言うが、

人間は<あたりを見まわす>。


また、私は人間に『出て行きなさい!』と言うが、

人間は<隣人に意見を求める>。


また、私は、話して、

『私のところに来なさい!』と叫ぶが、

人間は<立ちすくんでいる>。


また、私は『来なさい!』と言うが、

人間は<『間もなく行きます』と言う>。


また、私は『来なさい!』と言って、

人間は<『私は至高の光を持ちません!』と答える>。


また、私は呼んで、

人間は<『ああ、何も存在しません!』と言う>。」


「人間は、闇に落ちて、

私を罵り、私を誤りで非難する!

人間は、私の不完全さを説くが、

人間の言葉において、私との関係を断つ(※創造主を否定する言葉を話すことは創造主と繋がれる紐を断つこととなり、最も禁じられた行い。)。


人間の<闇の嫌な臭いのする場所に、

私の聖天使は、来ることができず>、

人間は、目と耳を不自由にして頑固さにしがみつく。

(※アシャールやルーイスは階級の高い天使たちなので、そうした人々には近寄れなくなり、守護も指導も出来ない。<それで余計にそうした人々は闇の人間ドルークへと堕ち、闇の霊ドルジャに仲間へと引き込まれてゆく>。)」


「しかし、私は、

地球と星々に私の息を(※ホアブを通して)吹きかけ、

それらを天国の新しい道へと(※ホアブを通して)誘う。


私の高い神々の住み家に、

私は、それらを(※人間の闇の部分を)、

風に吹きとばされたもみ殻のように(※ホアブを通して)吹きつける。

そして、

私の天国の(※ホアブを通した)光が闇を消し去ったとき、

《私は、大きな力で、私の神々を送る》。」


「ホアブよ、

このために、私はあなたを育ててきた。

(※だからしっかり《役を果たしなさい》。)

私の盾はあなたを守っている。


赤色星(地球)の三角形

(※ヤーウェイのしるし。創造主とエスと物質の三位一体を表す)をつけなさい。

200年間、地球とその天国を統治しなさい。

ホアブよ、

私の名において話しなさい!」



(※ホアブだけではない。誰もが、ホアブのように創造主から《他者を救済して役を果たす者になるよう》今も育てられている。陶芸家から陶磁器が成形されている途中の私たち人間なのだ。)









【福音書】より




アシャが(学者たちに)このように話している間、

見よ、

ザラザストラの魂が来て、

彼の前に立っていた。


ザラザストラは話された。

「恐れてはならない。

私は、あなたがたと共にいて、

吊るされて、亡くなり、その肉体がライオンに平らげられた者である。

私はザラザストラである!


私に肉体の外見があることを驚いてはならない。

なぜなら、

《その実体は、私の霊の力が一つにまとまったものだからだ。》

これは奇跡ではない。


【なぜなら、生きとし生けるものの霊はそれぞれ、同じように自らの肉体を支えるからだ】。

(※霊が、同じように自らの肉体を支えている。見目かたちは、霊が成形している。でなければ土くれがあのような組織体系を持ち動くはずがない。)


(※そして今度は)鉄(※磁気)が鉄(※磁気)を引き寄せるように、

(※肉体をぬいだ)霊は、

空気から、類似した尺度の肉体を(※持前の磁気により)引き寄せるようになる。

(※これが霊体である。)」


それから、そこにいたある者が尋ねた。

「2人の泥棒はどこにいますか。」


それに対して、ザラザストラは言われた。

「【姿、形がなく蒸気が熱湯から上がるように】

この時、彼らの魂もそのようである。


《こういう訳で、

私は父によって世界にもたらされた。》

(【霊界が存在し、死後も霊体で人間は生きることを大衆に見せる、という《役を果たすため》。】)


永遠の生命(※エーテリア界への復活)に向かって“自らの霊の支配者”となる者に、

オルマズド法を学ばせ、

【俗事のために生きるのではなく、

霊において成長しようとさせなさい】。」


「見よ、

ここにいるのは、最高の存在であられる

創造主オルマズドの息子と娘である。

天国の天使団の“諸首長”である。

(※ザラザストラは肉体を脱いで、それまでずっと共に居て共に行動していた天使たち、サマティや諸首長と、今一緒にいる。)


彼らは今、一緒に集まって、

泥棒に再び服をきせて、

あなたがたに彼らの様子を見せるだろう。」


まもなく、ザラザストラと共に吊るされた泥棒である2人のドルジャが、

サージス(※姿を見せる霊力)において人々の前に立っていた。


彼らは、わめき、罵り、唸っていたが、

目と口が不自由で、

自分たちがどこにいるか分からなかった。


それから、アシャは、彼らに、

自分たちが何者で、何を望むのかをたずねた。

しかし、彼らは、アシャを罵り、

“ 自分たちが吊るされることになっていることを付け加えた ”。


アシャは言われた。

「見よ、

あなたがたは既に亡くなっていて、

あなたがたの霊は地球から上昇した!」

それに対して、彼らは王を罵って答えた。


今、天国の諸首長は、

王(ポンヤー)の霊に再び服をきせたが、

王も自分が亡くなっていることを知らなかった。

王も罵って、

その時、<泥棒の霊が悪意で王を攻撃して

(※こうした事が頻繁なようである。その為、他者に対立する“気持ち”だけでその“念”が霊体を攻撃するので、ドルジャの世界は争いと暴力の場所で、体も常に傷んでいるとのこと。)>、

すべての人々がこれらのことを見た。


しかし、天国の諸首長は、

サージスを取り去って、

人間はもはやドルジャを見ることができなかった。


ザラザストラは言われた。

「<彼らは、地球での人生で怒って、

霊的に言葉を持たなかったので、

今でも地球にしがみついている。>

そういう訳で、

《聖歌を歌って、3日目の朝の日の出、正午、夕方日没にそれぞれ彼らのために祈りなさい。

今からずっと永遠に、

亡くなる、または、殺される

あなたがたのすべての親族のためにも、

祈りなさい。》」


「そして、死者への愛の言葉のみを口にしなさい。

死者の呪いを口にする者は誰でも、

自身にドルジャを連れてくるからだ。


あなたがたは、愛と寛大さにおいて、

地獄の苦悶から彼らを引き上げる。

【そして、あなたがたが他者を引き上げるので、オルマズドはあなたがた自身の魂も引き上げるのだ。】」


それから、ある者は、

霊がどれくらい残るかを尋ねた。

それに対して、ザラザストラは言われた。

「霊によって、3日、1年、100年、

千年残る者もいる!

《霊が(地上から)去るだけの叡知と力を持つまでである。》


しかし、3日後に、死者の霊に、

もはやあなたがたと共に残ることを求めてはならない。

むしろ、オルマズドに言いなさい。

『父よ、あなた自身のやり方で、霊と私たちに対処してください。

私たちは満足しています。』

あなたがたがより高い天国から地球まで

彼らを呼び戻さない方が、

霊にとっては《より良いこと》である。


“(造った)楽園のかなり高い所”で彼らのことを思い出すことの方が、

あなたがたにとっては良いことである。

なぜなら、《これらの【考えによって】、

あなたがたは死後に上昇することができるからだ》。

(※【人間の地上での大切な生き方、その後肉体を脱いだらどう生きるのか、これを把握していること、それ自体】が、人間の死後の活動を光の天使たちに同調できるものとしてはたらく。)」



「【完全な御光(※完全に他者を救済し上昇させる根源)】が、天国と地球で、それ自身の方法に倣って、すべてに応える(※他者を救済し上昇させる)ことを思い出しなさい。


殺すならば、遅かれ早かれ拷問で応えられる。

虚偽を口にするならば、虚偽で応えられる。

罵るならば、お返しに罵られる。

憎むならば、憎まれる。

隠遁するならば、排除される。

この世で悪い仲間と付き合うならば、天国で悪い仲間に束縛される。

人間のリーダーになろうとするならば、あなたが支配する者たちが天国(霊界)のあなたがたの重荷になることを思い出しなさい。


教えないならば、教えられない。

他者を救わなければ、誰もあなたがたを救わない。


【なぜなら、万物において、《同じ法則》が地球だけでなく天国(霊界)でも当てはまるからだ。】


【【なぜなら、肉体において実践されることは

霊においても継続されるからだ。】】」

(※2速の世界は、1速で立ち上がった神経がより成長する世界。2速に入って新たな神経を生えさすことは本当に難しい。だから、今、正しい方向へと伸びる神経を生やすことを【実践するのだ】。)







次回に続く





『オアスペ全訳第1巻』P530,531,619,620,621





“ヤーウェイの御名において

「熱湯から上がる蒸気 “魂”」のしるしで

敬礼をお送りします!”