『オアスペ』凄い!!

天国と地球と霊を解き明かした書。

(ご出版、ありがとうございます。)





前回の続き

【知識の書】より




ーコスモン時代(西暦1850年~)の獣の戦いの終わりー(前回の続き)




「そして、自らを昔の第2の復活の獣に束縛した者たちの中で(宗教団体の中で)、あなたは次のしるしを目撃してきました。『イエス、キリスト、ブッダ、モハメッド、またはブラーマの偶像であるかどうかにかかわらず、彼らは自らが創造した獣を宣言し、いつも繰り返して宣言し続け、<それ以上に高い存在を知りません>。

その獣は、獣の姿として存在し、その獣に、その者たちは、永遠の至福の希望を託します。』」


「彼らの説教によって、あなたには天国での彼らのいる場所についての証拠があります。彼らの中で実践する者は誰でも、自らの賛美する獣の奴隷からインスピレーションを受けます。」

(※天国の霊と地上の人間とが共働で双方の世界を創る。どのような霊と共に世界を生むかは人間の選択に委ねられている。)


『それでも、第2のエスの階級(結びつき)は第1のエスの階級よりも高いのです。なぜなら、第1のエスの階級は<孤立していて>、それに属している霊または人間は、説教をして、自分の力で実践し、<完全に利己心のために>動くからです。』




「父は、次の【しるし】をお与えになりました。


『《結婚》において、男性と女性は、「自己の喪失」が “実際に喪失を経験することなく、自己を手放すことができる” ということの、人間の前での《最初のあかし》となるからだ。』

そして、これは、地球または天国で《融合できる最小の数》です。


(※《衣食住という“根元的な人間の欲求”の全てにおいて、常に、自分のものを捨てて、他者のものを満たすことを喜びとする自分になれて初めて、利己的な感覚神経、獣、悪が消えた人間となる。》ただ実際に、それを隣家の人には行えず、仮に行った場合それは《結婚》となる。すなわち、完全に、自己を“喜びを持って”捧げることが可能な隣人こそが伴侶なのであり、その為、結婚して、自分が常に自分ではなく、伴侶を満たすことを喜びとして尽力するのでないなら、他の隣人を愛して尽力するようには更にならない。《他者と融合する喜び》を味わうようにはならない。)


したがって、独身男性または独身女性を、天国の中で最も低い階級(第1のエスの階級)とし、

《結婚を、第2の復活の階級(第2のエスの階級)》としてください。

(※この場合の《結婚》とは、完全に融合し一体化した夫婦、即ち『結婚の愛』に到達している夫婦。実際、『結婚の愛』により一体化した夫婦の霊は、天国で、融合し一体化していて“遠くからは一人に見える”とのこと。『結婚の愛』スウェーデンボルグ著より。)


なぜなら、《第1のエスの階級の者たちは【個人】として存在しますが、第2のエス階級の者たちには【結びつき】が芽生え、自己を多くの者たちとの協力に委ねる》からです。」




エスは言われた。


「第3の復活(第3のエスの階級)の【しるし】を、ヤーウェイは人間に与えられました。


《第3の復活により、多くの者たちが融合することを除いては“自己が現れない”》ということが、人間に知らされることになります。



※実際、結婚はお互いが《禊祓いミソギハラヒ》をし合える結合であり、創造主の最たる叡智です。そして人体も、この《禊祓い》の組み合わせ(オククリ)が無限に存在し働く、小宇宙です。創造主は“再生させることで”生命を与え続けます。

誰もが美徳を持ちますが、美徳は美徳ゆえに使われ、行き過ぎ、穢れます。酸素でさえ、その美徳さゆえに人体では、使われ行き過ぎ穢れて活性酸素となります。こうした行き過ぎによる《穢れを、“愛で好んで”食べ合える相手が伴侶》であり、《中和し合える相性のよい組み合わせ》です。そうした相手と結ばれることが出来、また、結びつきを強めてゆかなければいけませんが、“それを仲介されるのは創造主”であり、双方の創造主への愛です。

このことで《穢れは取り除かれ再び美徳に戻ります》。これが創造主の根元の御摂理である《禊祓い》です。


人体でも、活性酸素を“硫黄が仲介することで”ミトコンドリアが元の酸素へと再生する(中和する)《ミトコンドリアの硫黄呼吸》という《禊祓い》の組み合わせ(オククリ)が存在しています。この中和に必須な硫黄分の人体内での胎動が減ると、穢れとミトコンドリアの結合力が落ち、再生のシステムが働かなくなり、結果、穢れ(気枯れ)が溜まり、病になったり、ガンが出来たり、老い、死に至ります。

“ 《硫黄》は、コーパーでもアトモスフェリアでも、穢れ(悪)を吸着して消してくれる《創造主の化身のような慈悲深い存在》です。海水、ニンニク、ブロッコリーなどには硫黄分が多く含まれています。”


そして、人体という生命体が、多くの物質の組み合わせと融合により《禊祓い》し合い、つまり“各物質がその有効性を更に引き出し中和し合う”ように、人間も多人数の有機の集団で前進してゆく中で(第3の復活に至り) 初めて、“個人が更なる自己の有効性を引き出されるに至ります ”。)



なぜなら、第1の復活において2人が結婚する場合があり(死後でも、霊界で出会いがあり結婚できる。)、【やがて一体となる(第2の復活)】のように、

また、【地域社会(第3のエスの階級)】のように、同様に、第3の復活の者たちは、ヤーウェイの花嫁と花婿になり、ダンの収穫(もしいるなら、子孫を救済した後に、第6世代まで)において、エーテリア(神界)に上昇するのに“相応しくなります”(エーテリア神界に上昇するのは、個人でなく、必ず、一体化した有機の共働体ごとになる。)。


(※肉体において子供を作った場合、子孫に対して6世代の間つまり200年間彼らに束縛される。その間は地球や地球の天国より高いエーテリアには復活できない。因果に対しては必ず責任を持たされる為。おそらくこの事が“先祖供養”の発祥と思われる。先祖が子孫に責任を負おうとされていることは確かなので、その事に気づきながら感謝することで霊と人間、双方がよく運ばれることになる。しかし、そのことをさえ胎動されたのは創造主。)


それで、《第3のエスの階級を実践する者たちは、何十人、何百人、何千人もの家族(※血による家族でなくても、気の合う者たちとが有機的に共同体を作り暮らす集団)において現れ、やがて、彼らは【一体となります】(※人体のように)》。


そして、彼らは、他のどの王、主たる統治者、神、首長、またはキリストも持ちません(つまり、彼らは、第1または第2のエスの階級の《獣のあらゆる束縛を超えて成長してきました》)。」


(【結婚の愛に至ること】により、自分を満たして喜ぶ感覚神経を消失し、次に、【多くの人間が融合し有機で共働する】ように、人間は成長を遂げる。)






次回に続く




『オアスペ全訳第3巻』P504,505






“ヤーウェイの御名において

「自己が消えるほど満たされる己」のしるしで

敬礼をお送りします!”