日本航空電子工業という会社を防衛省が9ヶ月間指名停止したそうです。防衛省による制度調査で異常が発見されて調査したところ付け替えによる過大請求が発覚したそうです。

 長期契約の収益認識やソフトウェアの開発などで案件ごとの作業時かんというのがしばしば問題になりますが、これはぽっと現場行って即座に虚偽が発見されるというものではありません。

 また監査業務の業務申告も同様です。どのタスクに何時間かかったかというのはそれなりに意識をもって個人で管理しないと申告すらできません。原則は拘束時間でなくその作業に構想から仕上げまでかかった時間だと思うのでそれも難しいところです。

防衛省、過大請求で日本航空電子工業を指名停止9か月間 | レスポンス

 日本航空電子という会社は日本航空と関係があるのでなくNECの関連会社に当たるそうです。制度調査というのは企業会計に従って信頼性を調査することでこちらの事件を機に本格的に始められたようです。会計士がしているのでしょうか?
 会計士MJに告ぐ!
 甘ったれるな。

 私はどちらかというとダメな人の部類で、それを隠すために鬼のような几帳面潔癖の鎧を身に付けていた。

 しかし潔癖の鎧は真意すらも覆い隠し、言動の威力が半減する。ここを問題視しており、最近その鎧を脱いだところひどい生活の始まりだ。優しい人に甘え、怖い人から遠ざかり、自己研鑽も言い訳か自己満ばかり。

 営業についてまなんだ結果、成果物は返品されても喜んで受け取れるくらい愛を注いで作ろうと思うようになったのでそんなに悪くないが、態度が腐っていた。

 迷惑をかけてしまった各位には懺悔すると共に、今日気合いの回復するショッキングな出来事があったので復活を遂げたい次第。潔癖の鎧とダメ男な自分の折り合いはいまだわからないが、充実した気力はとりあえず戻った。

 どんなに格好つけても変わらないダメな自分ですが、鎧をまとっては疲れて脱いでと繰り返すうちに鎧なしでも力抜いても全力コミットできる自分になれるはず。

 確かに二年前にダメさが露呈したときよりはましだ。時間は有限と知る悲しいイベントもいくらかあった。美しい今はどんどん過去になってしまうのだ。今にもっとコミットしないと。
 最近学校の監査や地方公共団体の監査、デューデリといったPS部門の仕事に関与する人が周りに増えています。三時にはおやつが提供されたり出張はグリーン車でいったり相手によっては至れり尽くせりだそうで大丈夫かよと思ってしまいます。

30高専、備品6億円分無断廃棄 不正経理も1・6億円 - 47NEWS

 Googleニュースで不正というキーワードを用いてニュースを集めているのですがこんなのほんの一例でパブリック案件と思われるものが多くヒットします。社会にとってはいいことではないですが確実にブームが来ていると体感しています。
 新規上場会社は内部統制報告書の提出を三年間猶予をもらい比較情報も5年開示から2年開示へ短縮という規制緩和を金融庁が打ち出したそうです。

 ベンチャー企業のひどい粉飾が目立ったこともあって導入された内部統制報告制度ですが、歴史は繰り返すということにはならないでしょうか。アメリカのSOXもですが基本的に内部統制に関する規制というのは成長に対する悪ととらえられています。

 証拠を残すための可視化は確かに成長に寄与しませんし、自動化効率化と逆方向ですからね。もう少し会社も我々も内部統制を分析的なアプローチでとらえられるといいのですが。

 一方比較の話ですが特に老パートナーは五年比較が好きで我々のように歴史の浅い会計士が前期比較でトレンドを語ると五年くらい見ないとなどと言います。制度が安定しないので毎年会社は変わっていないのにアプローチが変わって違って見えてしまうというのが正直なところでそれはそれで辛いです。話は戻ってベンチャー企業の倍々ゲームのような業績を過去遡って開示して何か意味はあるのだろうかとも思います。過去数値の遡及修正は工数かかりますし。過去の成長戦略などステージ変われば関係ないと思うのでこれは助かる話だと思いました。

 地方に自ら志願して飛んだというか地元に帰った友と再会しました。監査法人を辞めたわけではなく、地方事務所に戻っただけで、この度出張で凱旋していたというところでした。ゆくゆくは稼業を継ぐので地元に帰るとずっと言っていました。合コンや夜のお店でもいきなり地元帰る発言して引かれていたほどです。


 もし私が同じ立場なら継ぐのはなるべく遅くして、その間東京行ったり海外行ったりして経験値の幅をまず広げて、40こえたあたりから継ぐこと考え始めるのになあなどと言っていたのですが、全く相手にされず、さっさと地元に帰ってしまいました。彼は非常にネガティブなのでまあ仕方ないのですが、そのネガティブさがまったくぶれないのが逆に素直だし正直だと思って仲良くしてました。


 偏差値はむちゃくちゃ高いですし、運動も体育会にいただけあって体柔らかいし、ただ見た目がちょっとしょぼくれているのが玉に傷です。でも新人時代の苦しい時期を共にした数少ない友です。


 で、結局どうなのと聞くと、案の定田舎なので暇だからゴルフしかやることが無いそうで。職場も非常に小さなコミュニティですぐ全員の名前と顔一致したし、移籍してわずか3カ月で新鮮味も何もなくなったというのです。いや期待に応えてくれる不幸トークでした。


 とにかく判断ミスるし、ネガティブだけれどそれを正直に表現するところが尊敬できる友です。つまらない脚色とかなくて素直に喋る人ってなかなかいないんですよね、特にうまくいってないこととうまくいっていることについて。