- 日本の税金 新版 (岩波新書)/岩波書店
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ネットで好評だったこともあって読んでいる本です。
まだ法人税しか読んでないのですが、単なる制度の説明にとどまることなく少し批判的に説明されているところが玄人受けします。
修了試験ラウンド2に向けて税金の勉強してると、交際費は損金不算入とか出てくるのですが、この制度についても批判的に述べられています。
交際費の損金不算入の趣旨は、会社の余剰資金で遊んで節税なんてことを避けるためと考えられますが、実態は大企業よりも資本金1億円以下の支出している割合の方が多いらしく、交際費の金額自体、損金不算入だし、景気は悪化しているにもかかわらず顕著に下がるという動きを示していないそうです。
状況は容易に想像つきます。
開業したての会計士が毎週末飲みに行くのは義務だなんていうお話と似たようなものでしょう。
交際費払ってでも営業せざるを得ないという実態があるからなのです。
ところで、最近の法人税にまつわるおかしな事例としては、このニュースがあると思います。
JAL植木社長、法人税優遇「不公平」批判に「当惑している」(J-CASTニュース 2012年6月27日)
従業員が身を削ったのはわかりますが、公的援助を受けて、繰越欠損金の控除で法人税が一部免除されるというのは、2度国から救済されていることになり、不平等感は否めません。