(インターネットより)
昨年に続き節電がテーマとなっている今夏、
涼しげな「青い食べ物メニュー」が静かな人気を呼んでいる。
東京・日本橋の名店が夏季限定で開発した「青いラーメン」は連日、
売り切れになるほどで、ほかに「青いカレー」「青いプリン」が登場した店もある。
食材の色として敬遠されがちな青だが、見た目を裏切り?いずれも味が高評価だ。
白、黒、赤、緑ぐらいまでは思い付くが、ラーメンの色として、
なかなか想像できない「青色」。だが、この夏登場した青いラーメンが評判となっている。
手がけたのは、塩ラーメンの名店として知られる
「ビーハイブ ゲンキノモト」(東京・中央区日本橋本町)。
店主の斎藤直樹さん(40)が「見た目に涼しく、夏バテ解消にもなるラーメンを作ろう」と
思い立ち、「リナブルーの冷やし塩ラーメン」(850円)を開発した。
スープの青色の正体は、スピルリナ藻から抽出したフィコシアニンという天然色素。
アイスキャンディー「ガリガリ君」のソーダ色にも使われている。
「抗酸化作用があるので、暑い夏にはいいと思います」と斎藤さん。
試食した元ラーメン女子大生の本谷さんは
「最初は色にビックリしたけど、透き通ってすごくキレイだなと思いました」と
抵抗はなかったという。
味の方も「濃厚な鶏の香り、すっきりしたスープ、しなやかな麺は、
他店では味わえない職人技。
柔らかなチャーシューも絶品です」と大絶賛。
「青い色を、あえて手間暇かかった塩ラーメンにぶつけた挑戦が素晴らしい」と、
斎藤さんのチャレンジに拍手を送った。
18日から夏季限定で発売してから連日、店には青ラーメン目当ての行列ができている。
「毎日、100杯は出ています」(斎藤さん)。
視覚と味覚に訴える新しいラーメン。思い切って挑戦し、夏を乗り切ってみては―。
◆青カレー、その名も「食欲減退」
ニコニコ動画のスタジオなどがある東京・原宿の「ニコニコ本社」(渋谷区神宮前)では、
2階のカフェで「青いカレー」を発売している。
青カレーのうち1種類はサンリオのキャラクター「シナモン」とコラボした
29日までの期間限定メニュー「お空のひげシナモンカレー」(1200円)。
目に鮮やかすぎる真っ青なルーの色は通称「青色一号」という色素で着けたもの。
同社の担当者によると「実は食べていただけるとおいしいので、注文される方が多くて、
おかげさまで人気です」という。
カフェでは、ほかに通常メニューとしてライスまで青いカレーを、
自虐的な「食欲減退ブルーカレー」(700円)という名前で販売。
担当者は「見た目がまずそうなので…。
食が進まないから、シャレで多少はダイエットになるかも、と。でもおいしいんですよ」と
話していた。
◆ゼリーがさわやか青プリン
北海道美瑛町の美瑛物産公社では、
人気の観光スポット「青い池」をイメージした「青い池プリン」を発売している。
美瑛牛乳のプリンに、青いゼリーを載せたもの。
ゼリーのレモン風味とプリンがマッチした、さわやかな味となっているという。
1個350円で、町の道の駅などで販売している。
コピー機・複合機などOA機器のレンタルなら OA機器.com
コピー機・OA機器のレンタルならお任せください コピー機レンタル.com