あなたは「何をした」人?
こんばんは、下條です。
私のブログ で、好評だった記事を転記しますね。ドラッカーネタです。
大家さんでなくても、読みやすいので、ぜひ、他業界の方々も読んでください。
では、はじまりまじまり。
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What do you want to be remembered for?"
「死後、あなたは‘何をした人‘と言われたいですか?」(下條訳)
(※The Five Most Important Questions You Will Ever Ask About Your Organaizationより抜粋)
ドラッカーは、常にあなたに問いかけます。
実は、ドラッカー自身も13歳の時、同じ質問を牧師のフリーグラー先生に問いかけられました。誰も答えられなかったこの質問に、先生は
「今答えられると思って聞いた訳ではない。でも50になっても答えられなければ、人生を無駄に過ごしたことになるよ。」と言われたそうです。(50は現代の日本で言うと70歳くらいのことになると思います。)
そして、ドラッカーは言います。
「運の良い人は、この問いを人生の早い時期に問いかけて貰い、一生を通じて自らに問い続けて行くことができる。」
(※非営利団体の経営より抜粋)
ドラッカーに言わせれば、今、この問いを読んだあなたは「ラッキーな人」かもしれません。
では、あなたは、
●お金を沢山稼いだ人
●社長にまで登りつめた人
●財産をいっぱい持っていた人
●勲章をいくつも持っていた人
●不動産を山ほど所有してた人
そんな風に、死後言われたいですか?言われたくないですよね。私も言われたくないです。
この、問いを考える度に、人は利益のためでなく、記憶に残る人になるために、仕事をするのだと感じます。
例えば「鉄鋼王」と言われた大富豪、アンドリュー・カーネギーの「墓碑」にはこんな文字が刻まれています。
"Here lies one who knew how to get around him men who were cleverer than himself."
「自分より賢き者を近づける術知る者、ここに眠る。」(下條訳)
一説には、この墓碑の言葉はドラッカーが考えたとも言われています。(※カネーギー本人説もあります。)
さあ、3連休で時間のある今「何をした人」と言われたいのか、ちょっと考えてみませんか?
ちなみに、私は・・・・秘密です。
AOA 代表 下條雅也