賃貸住宅フェア 2011
昨日・本日と、ビッグサイトで賃貸フェアが開催されておりますね。AOAとしては初めての試みで、”ツアー”を企画し 総勢17名で参加して参りました。
まずは全員で”オーナーグループ”として入場受付。集合写真を撮っていただき、オーナーサロンに。
その後、AOAメンバーはA/B/Cコース分かれてそれぞれセミナーに。
我々は5名でまず”更新料裁判”について聴講しました。内容的には承知していたのですが、簡単に感じた点をまとめますと、
1.更新料は法的に理由がハッキリしない制度
2.大阪高裁の判決は、消費者契約法10条の解釈について過剰な消費者保護の方向を出している。
3.それが、3月の”敷引き有効”の最高裁判決で潮目が変わった。よって、”更新料全面無効”にはならない可能性が大。
4.サラ金で起きた、規範のない過払い訴訟はおきにくいと思われる。
とのことでした。
次に聴講したのは、”雨宮オーナー”のコマ。怒られちゃうかもしれませんが、レジメの一部を写真で載せちゃいます。
この大家さん、大家の社会的責任(CAR)とか、大家/入居者/社会がみなハッピーに、とか、管理会社をコントロールする、とか、我々AOAが考えていることとほぼベクトルが合致。私の勉強不足のせいもありましが、このような考え方の大家さんがいらっしゃることに一安心。
昼食後、”長嶋さん&大西さんの仮住まいの輪”に。”フェアのセミナーで、一番堅い話”と仰っていましたが、途中退出した方はゼロ。内容がツマラナイと、結構途中で出てしまうんですよね。だから、ちゃんと主張は大家さん達に伝わっていたと思います。最後の質問コーナーで、誰も手を挙げないので”賑やかし”に挙手!”お前は分かっているだろう”との大西さんの視線を乗り越え質問!
「災害後4ヶ月になって、やっと自治体が「民間借り上げ住宅」を検討し始めたが、行政から協力要請はありましたか?」・・・答えは・・・・「想定内」。だから、「大家ネット」が必要なんですね。
最後に、急遽予定を変えて、オーナーによるパネルディスカッションを聞きに。有名な家主の会の代表者が、榎本編集長の司会で意見を述べるという企画ですね。各会特徴があるのですが、分類すると、ボトムアップ型、トップダウン型、トップトップ型(こんな言葉ある?)ですね。その中で興味深かったのは、著名な先生に講師をしてもらう勉強会よりも、メンバーである大家さんが”ここだけ話”という勉強会の方が分かりやすい、とのこと。これって、知らず知らずにAOAがやっていることですね! ちょっと安心。
16時45分のオーナーサロンに戻り、ツアーは終了。
当初、”ツアーよりも、個人個人で聞きたいセミナーを聞いた方が良いのに・・・”と個人的に思っておりましたが、5名で一緒に行動することにより、昼食の時など情報交換もできますので、良い企画だったと思いました。
17時前に、AOAスタッフとある方と”面通し”を済ませ、家主の会+全賃合同懇親会の会場である銀座へ移動。
そっちは写真が多いので、Youtubeでスライドショーにまとめました。そうそう、榎本編集長の挨拶と長嶋さんの乾杯の音頭は動画で入っていますよ。