政府のやりそうなこと・・・ | 行動する大家さんの会スタッフ

政府のやりそうなこと・・・

皆さん、こんばんは。 スタッフの落合です。


今晩は、ちょっと”生臭いお話”を一つ。


来月には、TVの世界においてアナログ放送が終了となり、全面的にデジタルに移行します。当然、それまでに移行が100%完了していなければなりません。ということで、これに関する記事をご紹介:


調査対象から80歳以上を除外 地デジ対応機普及率95%の「真相」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110608-00000000-jct-soci

この報道によると、総務省の調査では、”デジタル移行率95%、但し、80歳以上の世帯をデータから除外”との事。

詳細は省きますが、記事の中の怒りの中で、”評論家のなだいなだ氏のコメントを読み上げた。80歳を超える同氏夫妻が「国の調査では80歳以上は統計上存在しないことにされてしまっている。ちゃんと生きているのに」と怒り心頭の様子を紹介した。”

とあります。

正にその通りですよね、80歳以上だって、生きているのに・・・・

でも、これと全く同じことが、賃貸住宅の大家さんに起きているってこと、皆さんご存知でしょうか?

それは”消費税”の世界で。皆さんご存知のように、家賃は非課税で、住宅大家さんは一般に消費税を直接税務署には納税していません。普通に考えると、”消費税を納税する必要が無いから、いいじゃん”と思われるかも知れませんが、本当は違います。

詳細は省きますが・・・・(ご質問いただければ、丁寧にお応えします)、消費税の世界では、我々住宅大家さんは、”事業者とは認められず、借りている入居者様と同じく、最終消費者”として扱われています。

分りやすい比較を出すと、事務所の大家さんは、殆ど我々と同じ事業を展開しているにも関わらず、”事業者”として扱われ、消費税でいろいろな特典を与えてもらっている、反して、我々住宅大家さんは、事業者とは認められず、仕入で支払った消費税の還付も受けられず、不当徴税されている・・・・・・

要は、↑でご紹介した記事のように、大家さんは日本の社会(少なくとも消費税)において、”あなた方は事業者ではなくて、最終消費者だから、どんな文句も受け付けない”という状況、つまり、存在が”無”なのです。

ちょっと難しいですね! でも、これは事実です。

詳細は、”ブログ勉強会=本年4月28日~5月3日”、あるいは、次回開催される(時期未定)第三回消費税ミニ勉強会にご参加下さい。