集団疎開 | 行動する大家さんの会スタッフ

集団疎開

日経新聞に、兵庫県が避難者の集団移転を考えているという記事が出ていました。

 兵庫県知事、避難者の集団移転を正式提案 関西で数万人規模

とりあえずは被災現場から離れて救援を受け、物理的精神的なダメージから回復をはかる必要があります。

現地の状況が厳しいだけに、できるだけ離れた場所で支援を行うほうが、現場の負担も支援する側の負担も小さくすることができます。

そういう意味では、できるだけ分散した方が痛みは少ないだろうと思っていました。

しかし、当面のダメージから回復した後の、精神的な支えを考えると、町ぐるみで一塊になって避難するのが良いそうです。

避難するためにバスに乗る人へのTVインタビューでも、故郷を離れるのが忍びないということを言っている人が映っていました。

これは、普段東京で個人主義的な暮らしている私には思いもよらないことでした。

今、避難する人の仮住まいとして空き室を提供しようという運動の輪が広がろうとしています。ハード面での部屋の確保は進んでいくと思います。

ここでさらに、例えば空き室を街単位でグループ化して、被災地から町単位で避難者を受け入れるというシステム的な調整を、たぶん行政レベルで行う必要があるのでは?と思いました。

兵庫県のように自治体レベルでうまく調整が働いていくことを祈っています。



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