家賃非課税堅持の署名
第2回/18回
消費税非課税というと、上記のような署名活動(https://top.zenjyu.or.jp/sign/indexSLL.html)に参加された方もいらっしゃるでしょう。
“非課税堅持、当たり前ジャン、 それともお前は家賃に課税しろとでもいうのか?”
もちろん私は、“家賃に消費税を課税せよ”などとは考えておりません。更に続けるならば、“政治家は家賃に課税することは無い”、と思っております。なぜならば、家賃に対する非課税化(平成3年10月1日)は、平成元年の“参院消費税選挙で自民大敗”に対する対策で、正に“集票政策”だからです。実際翌年(平成4年)の参院戦で、自民は大勝している結果を見れば、明々白々だからです。
財務省は非課税枠の縮小を狙うでしょうが、税率がアップされ“逆進性の問題*”が加速する=国民の反発必至状況で、政治家が票を失う方向に舵を切るはずがありません、それが“財政悪化”になるとしても・・・・
まぁ、この辺は私のテーマの中では重要ではないので、この辺で。
*逆進性の問題
直接税は“担税力”により課税されます。ところが間接税である諸費税は、所得が無い人にも税負担を求めます。つまり、牛乳一本100円(税抜き)を飲むのに、年収1億の人も、赤ん坊も同じ5円の税金を負担します。これが“逆進性の問題(累進の逆)”です。
<続く>