ストック活用型・・・・ 補助金制度の申請が承認されました!!!
こんばんは、”行動する大家さんの会”のメンバーの皆さん、スタッフの一人、落合です。
表記の件、昨日MLとこのブログで”事務局”よりお知らせしましたが、実は私はこの制度に既に申し込み、本日申請が通りました。本日までの経緯を簡単にご説明しましょう!
・私は静岡市内に”親兄弟で所有の50室の物件のオーナー”として、満室経営を目指しております。
・50室のうち、2棟32室は、築23年・25年と古く、かつ、”建設当時既に10年古い設計の3DLK(畳2間続)”の
ため、昨今の空室率アップの時代に苦戦が予想され、”完全リノベーション”することとしました。
・昨年の繁忙期にちょうど4室が退去したため、リノベを実施。単にリノベを発注するのではなく、
仲介会社同志で”コンペ”させました。
すなわち、リノベの間取り・募集家賃・入居までの腹積もりを各社に”提案”として出させ、4室を3社に
任せました。結果、すべて竣工前に入居者が決まり、家賃も15%アップしました。
・その後、昨年後半に更に2室の”完全リノベ”を実施。今年1月に1室空室となりましたが、諸般の事情により、
繁忙期はリノベ無しで低家賃で募集、もしこれで決まらなければ”完全リノベ”という、”2段構え”で繁忙期を
迎えました。
・そのような時期、取引のある仲介会社より”ストック活用型住宅セーフティネット整備事業”を紹介され、
”2段構えで予定していたリノベ”を前倒しにし、この制度を活用することとしました。
・ちょうどその時、2月末にも空室が出ることが判明し、1室先行で”申請”をしました。
・当初申請においては、”工事内容を精さ”するため、施工業者でないと書類も書けない、と思っていましたが、
そんな懸念に反し、その申請はシンプルそのもの。要は、所定の工事を含めた工事費さえ分れば、
実際どんな工事をするのか、といった見積もりなど一切不要。私でもなんの迷いもなく申請できました。
・そして一週間後の今日、当局から”申請許可”が折り、総額100万円の補助を受けられることが決定しました。
当初、私がこの制度を仲介会社から聞いた時、”政府が空室に対して政策を本当に打つのか?”とビックリしました。そして、それが事実と知った時、大家仲間の誰一人としてこの制度を知らない事実に愕然としました。
試しに皆さんも”ストック活用型住宅セイフティーネット整備事業”でググッテ見てください。2週間前の時点では、検索サイトの4ページ、約40サイトの殆どは”国交省・地方公共団体”による制度の紹介で、あと2-3の建設業者が制度を紹介していました。要は大家のブログ等には全く引っ掛からない・・・・・大家は誰も知らない・・・・
更に、その補助金の支払い方・・・・普通ならば、”工事費の1/3補助”と言えば、”省エネ・バリアフリー・耐震工事”の対象工事金額の1/3が補助、と思うのが普通でしょうが、この制度だと、”対象工事を含んだ全体の工事にの1/3(マックス100万円)”が補助されるのです。あまりのいい加減な税金の使い方にその日3回目のビックリ。
私の場合は、補助があろうがなかろうが、リノベーションするんですが、結果として一室あたり100万円を補助していただけることに・・・・・
まぁ、大家としては”おいしい補助金”ではありますが、納税者としてはなんとも納得が・・・・・・
この件については、まだまだお話することがありますが、それはまた後日!!!!