ケアマネジャーは業務用の携帯電話を持っている方が多いと思う。私も持っている。

利用者さんには基本的に事務所の固定電話に連絡頂くようアナウンスしている。事業者さんには携帯から連絡する事が多いので、必然的に携帯に連絡が入る率が高い。

また、事務所の固定電話も留守電転送設定にしているので結局時間外の留守電も転送されて来る。

オフで、友人とバーベキューしている時にも、母親として家事している時にも、仕事の電話がかかってくる。

利用者さんに、業務携帯から急ぎ用件のお返事をお返しすると、携帯番号を登録されてしまい、中には日曜日でも祝日でも夜中でも、緊急でなくても電話をかけて来るようになってしまう方もいる。

私…時々、電話から逃げ出したくなります。営業時間が終わったら転送を切り、携帯の電源もオフにしたい。まだうちは特定事業所加算を取っていないので、もうそうしようか…。

電話をかけて来る方の内容は9.9割が緊急性がない。業者さんもそう。多分「忘れないうちにケアマネに報告だけ入れとこう」と言う内容が多い。翌日の営業時間内にかけて下さればありがたいし、業者さんに対してはFAXもメールアドレスもオープンにしているし…。

ケアマネになって、特定事業所加算を取っている事業所に勤めていた時は、本当に24時間、業務携帯の呼び出し音を出して、常に手元に置いて対応していました。今、特定事業所加算を取っていないけど、いつも業務携帯は手元にあって、やはり気にはしている…。利用者さんの中には休日なのに電話をかけ続ける方もいて、着信履歴が20件とか、留守電20件とかになっていると気になって、休日なのに心からホッとして過ごせない。こんな日々がもう10年以上続いていて、今日ふと気づいたら涙が止まらなくなってました。

仕事の日は誠心誠意、真摯に仕事をしようと思う。でも、何もかも忘れて休める日がずっと無い。

この連休、久しぶりに海に行き、広い海を眺めていたら何度も何度も着信と留守電が入る。オフなんだし、祝日なんだからと思っても、何度もかかってくるので緊急対応かと気になって来る。それで留守電を聞いてみると「一体いつ電話すれば出てくれるんですか?」と怒った声で利用者さんからの留守電。内容は全く緊急性は無いもの。

海を見ながらボロボロと泣けてきた。

ちょっと精神的にヤバくなっている気がする。

休みには私も休みたい。


このままでは鬱になるかもしれない。


うちの事業所はまだ特定取っていないけれど、居宅に24時間の連絡体制を求める特定事業所加算は私はケアマネを潰すと思う。加算要件から外して欲しい。