このところ雨の日が多いですね。

みなさん、「雨靴」はどうしてますか?

雨の日でも仕事柄、どうしても革靴を履かなければならない方もいるかと思います。

 

「ラバーソールでアッパーはコーテイング革の靴」

「GORE-TEX使用の革靴」

いや、いっそ「合皮の靴」

などなど・・・

 

「雨用靴など無い。天候に関係なく履く!」という方もいるかも?

 

私が「雨用の靴」 (というか全天候型革靴?) として探していたときの条件が

 1. 黒のスムースレザーのチャッカブーツ

 2. ラバーソール

 3. 雨水に強い作り

と、いったものでした。

 

そして、その条件を満たしたのが、この PROTON でした。

 

Paraboot のチャッカブーツには "BLOIS"(ブロワ) というモデルもあります。

BLOISはくるぶしの上までの深いブーツ。

こちらの PROTON はちょうどくるぶしくらいまでの深さのものです。

 

アッパーは Paraboot 得意の「リスレザー」。オイルがたっぷりと染み込ませてある

そうです。写真はブラッシングした後なので、消えてますが、箱から取り出したときは、

革の表面から噴き出したオイルが白く粉を吹いたようになってました(ブルームと言うらしい)。

 

ノルヴェイジャン製法 というらしいですが、

ウェルトの部分もゴツくて、グッドイヤーウェルトと同様の出し縫い(ウェルトとソールの縫い)

の糸だけでなく、ウェルトとアッパーを縫う糸も見えます。

(「白い糸」はウェルトとアッパーを縫う糸。その外側に黒い糸で出し縫いが施されている)

いかにも「堅牢」とい感じです。

 

ソールはこれまた、Paraboot 得意の PARA-TEX ソール。

非常にグリップが高く、衝撃も和らげてくれます。

RP」のロゴは、会社名の Richard Pontvert(リーシャル・ポンヴェール)

からとったようです。ソールまで自社製造する靴メーカーは、世界でも

この会社くらいしかないそうです。

それだけ、ソールには自信を持っているのでしょうね。

 

この靴は指名買いです。

よく行くセレクトショップで取り寄せてもらいました。

 

小足の私なので、サイズは 5.5 です。

 

 

購入から約半年。たいへんよく活躍してくれます。

ジャケパンスタイルからジーンズまで、合わせやすさは抜群。

 

 天候の変化が読めないとき、

 2,3日続けての旅行、

 たくさん歩きそうなとき、

 

とりあえず、コレです。(あと、何も考えてないとき・・・)

 

くるぶしまでの深さですが、3アイレットなので、紐を緩めるのも、締めるのも早くできるので、

比較的、脱ぎ履きしやすいのです。

また、足首をしっかりサポートしてくれますから、歩行時の安心感があります。

(足首「グッキッ!」となりやすい人、良いですよ。)

 

 

この靴に関しては、「オイルがたっぷりと染み込ませてある リスレザー」ということなので、

「マスタングペースト」を使っています。

 

 

 

「ミンクオイル」は色々な者が混ぜ込まれているようなので、「100%天然オイル」が売りの

マスタングペーストにしました。

 

アッパーは指で塗りこんで、ブラッシング。鈍いツヤがでます(これがイイ!)。

雨水の侵入予防に、ウェルトの縫い目のいところにも、綿棒で塗りこんでおきます。

 

PROTON  普段履きにも大活躍のお気に入りの一つです。