予定の行動が崩れ笑い泣き、別項『 【定期巡回?】多摩川浅間神社、小杉御殿、多摩川スピードウェイ跡 』の途中で立ち寄った等々力渓谷。
23区唯一の渓谷だそうです。
アルバム(電子)の記録を見たら2年ぶりの再訪でした。
案外早かったなぁデレデレ (2年ぶりぐらい?と思ったら実は5年ぶりだった!なんていうのが歳をとってからのフツウなので、意外と)。
小学生の頃には全部で5~6回は来たんじゃないかと思います。
11月に多摩川河川敷の状況を見て、ちょっと気になっていたというのも立ち寄った理由の一つに有ります。
通った感じでは、水害の影響は見て取れませんでした(即座に復旧作業等があったなら、関係者の皆様ご苦労様です)。
 

行政のホームページに関連するのが2つあります。
渓谷と渓谷公園をどう呼び分けているか今一つ分かりませんでしたが、渓谷(遊歩道)上に点在する見どころは、渓谷公園の方に書かれているように見えます。
 
さて今回、予定とお散歩順路が入れ替わったのを逆手に?多摩川の方から遡上してみました。そういう行き方は初めてのはずです。
小学生だった頃は家族、子供会みたいなの、友達とブラリで何度か訪れているのですが、いつも等々力駅の側からアクセス。
上の世田谷区公式のアクセス案内もそうなっています。
古い記憶では、渓谷を歩いてくるとパーッと明るくなって、あれどこだココ?ってなって終わりって感じで。等々力駅の方に引き返しが過半数(2年前もだな、薄暗かったし)。ごくわずか、やったら道に詳しい親父に連れられてだと思いましたが、多摩川沿いのバスで二子玉川に出て食事して帰るというのが有った気もします。
ただただ歩いた記憶しかないんですよね、昔は。(親に対して)子供連れてくる場所かぁ?とか思ってましたが。
ああ、親たちは植物が好きだったので、それを見てなんやかんや言ってたのかもしれない。
今は整備されて色々有って良い場所です、ほんと。
 
さてさて、スマホでマップ見て下車バス停の見当をつけ、玉堤小学校で下車。
ここで多摩川に合流してるのが等々力渓谷を為す矢沢川のはずなので、なるべく川に沿うように住宅街を進むと、250mほどで川伝いに進めそうな地点へ出ます。マップでは滝橋/谷沢橋と有ります。地図上では川が交差しちゃってるんですが、交差する丸子側が元用水の人工河川みたいですね。
なにやらジョボジョボ滝の音がしてます。
 
都立園芸高校の敷地で工事をしていて看板が有るので釣られる。
谷沢川分水路工事(東京都公式)。洪水対策で等々力渓谷のずっと上流、用賀のあたりから区道や環八の下をトンネルで通すようです。
昨秋の水害は大丈夫だったのかな?
 
上の写真を撮って、ほーんと読んでいたら水音が止まってしまいました笑い泣き
後ろにポンプの分電盤(銘板による)が有るし。後で調べたら、谷沢川の水をくみ上げて、丸子川の水質対策にしてるそうです。
 
で、川沿いに200m進むと矢川橋。上の、等々力渓谷公園のページに貼られている地図(注:PDF)でもここが終点に見えます。
冒頭の案内板はこの辺です。
等々力駅側から歩いてきて、終わった感が有るのもここ、引き返す場合はこの一つ上流、下の案内板のあたりだったような気がします。
案内板別Ver. (割とすぐの場所)
 
上流からくると、この辺で人家やお店が出てくるので、渓谷を抜けた感が。
 
下流から行くとまず等々力不動下の不動の滝に出ます。
 
時間が押していたのでお不動様には上らず、2年前の写真で補足するかと思っていたら、滝に近寄った写真ぐらいしかありませんでした。
水量が有るときは、滝行するぐらいあるようです(横に広がる)。
 
対岸に、渓谷の湧水の案内板があります。
 
じゃばじゃば出ている訳ではないです。
 
少し行くと対岸(左岸側)に広場が有って橋で渡れます。
 
(橋上から)
ここに横穴古墳群があります。
 
特に3号横穴(世田谷区公式)は照明で内部が照らされています。
1973年発掘、1975年都の史跡指定ってことは、ちょうど「連れてきてもらっていた子供の頃」末期に当たりますが、まったく記憶に有りません。というか、ここを広場化したのが近代ではないか?と思います。コンクリ新しいし。
上にもちょっと書きましたが、当時はレク等でここを歩かされる意味、意義が良く分かってませんでした滝汗
なので中学生に上がって、遊びに行く行き先を自分で決めるようになった以降は来てなかったと断言できるんですよね。
下に出てきますが、等々力駅側が特に足場が悪く、ちょっとしたアスレチックス気分になるぐらいで。
なので、それ以降いろいろ整備されたんじゃないかと思うのです。
 
横穴古墳のある広場から遊歩道へは飛び石(前回は水量が少し多く水がかぶってたような)に掛った簡易な橋で戻れます。
上の橋上からの写真にチラッと入ってます(上流側)。ここに立ち寄ってもスムーズに先に進めるのが良いです。
なお、同広場からは環八にも上れます。子供の頃は、どこを歩いてるんだ、上の道はなんだ?って不安だったなぁ(案内図とか無かったか、目に入ってない記憶)。ちょっとした隔離空間で。
 
さて、次は等々力駅側から来ればセクター1って感じの区間。下流から遡上したので最終セクターですけど、左岸に渡ります。
この先隘路区間なのです。
 
狭いうえに、こんだけどこもかしこも乾いてる時に、ここだけウェットだったり(多分湧水)。
 
なんかコンクリを棒状にしたようなのが埋まってますけど、ここ、1970年代はほんと足場悪かったよなぁ?
等々力駅側から来ると、いきなり洗礼を受けるというか。
一番狭隘なところ滝汗
今どき柵もないというのは、逆に評価してしまいます(気を付けて歩くべき!)。
 
下流から遡上して来ての終点の階段から、上流を見る。
等々力駅側からだと、ゴルフ橋ってところに、等々力渓谷はこっちの看板が有るので、そこを降りる。
護岸は整備されてますけど、この先で電車の線路と並行するんだよな。
 
前回掲載の件の途中なので、等々力駅から溝の口駅へ向かいました。
上下線の間に上下共通のホームが挟まった島式ホームの駅。で、最近めっきり減ってますけど、ホームの端に改札と切符売り場が有って、外に出るには何れかの踏切を通らねばならないタイプです。
わざわざこれを橋にして渡らすこともないと思うんですけどね。
駅によってはホームを延ばす際に場所が無く、駅舎スペースを上空に確保するための、スペース捻出タイプの橋上駅も有るみたいです。
 
で、大井町電車と等々力渓谷の立ち入れない区間、200mほど並走するのですけど、近すぎる上に深い(下すぎる)ので見落とされがちだと思います。
午後は逆光なことも有って(言い訳)まともに撮れませんでした。