●猫稲荷神社/福島県伊達郡川俣町西福沢

 

ここは江戸時代は稲荷神社でしたが、明治に入ってから、

養蚕の神として、猫稲荷神社へ変わりました。

 

多くの猫絵馬が奉納されました。
養蚕農家にとって、山間の農地ではそれほど米も採れず、

繭の出来次第で、豊かになるか貧しい生活を強いられるか、

暮らしの生計がかかっている。


そんな大事なお蚕様を守ってくれるのが、猫神様

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 秋田県横手市平鹿町には、忠猫神社(ちゅうびょうじんじゃ)がある。

 ご主人や村人の米や蚕を守るため、日夜ネズミを退治しつづけ、

村を守る「命の番人」と称えられたそうです。

猫の死後、地域の守護神となるよう石碑がつくられ、

保護され、忠猫神社とともにあるそうです。

 

 

なぜか、猫の祟りの話ありますが、犬の祟りの話ききません。

猫は、意外に忠義心が強いのです。