故郷の空
夕空晴れて秋風吹き
月影落ちて鈴虫鳴く
思えば遠し故郷の空
ああ、我が父母いかにおわす
澄行く水に秋萩ため
玉なす露は、ススキに満つ
思えば似たり、故郷の野辺
ああわが弟妹(はらから)たれと遊ぶ
スコットランドの 民謡のメロディーに、大和田建樹の詞を乗せた唱歌で、
1888年(明治21)に、大和田建樹と奥好義の編による唱歌集『明治唱歌
第一集』中の1篇として発表されたようです。
こんな、素敵な詞をつけるなんて、男性のほうが詩心があるのでしょうか?
昔は漢詩ゃ和歌を作ることが武士の教養でしたから
もう、あきではないですが、あまりに空か美しくて
写真を撮りましたが、残念ながら電線があったのでした。
こんなに格調高い歌詞なのに
実際の英文は、まったく違うようです。
そんなことは、すっかり忘れて、どちらでも良くて
秋の空、いえ、冬空でも美しさに、、、。
美しいものをみると、心が和みますね。