前回の記事では、資産運用に至った経緯を書きました。

 今回の記事では、「何のためにやるのか」の再確認と「いくらやるのか」について書いていきたいと思います。

 

資産運用の目的

 私の場合結構曖昧ではあります。

 老後の足しにするというのと、子供の学費があればいいなって感じです。

 

 なので、長期(15年以上)でコツコツ低リスクで増やしていく、というのが私のメインの方針になりました。

 

毎月の回せる額の確認

 まずは月々いくら資産運用に回せるのか調べる必要があります。
 その上でどの資産運用の方法を使用するか、決めていきましょう。なお、銀行預金や会社の財形貯蓄なんかも資産運用の方法の一つです。

 家計の収支を確認するために、家計簿をつけるとかめんどくさいですよね。そんな人は家計管理アプリを使いましょう。

 私はマネーフォワードというアプリを使用しています。給与振り込み用の銀行口座や、クレジットカードなどと連携し、収支を勝手にまとめてくれる優れものです。

 

 マネーフォワードで収支を確認した結果、共働きということもあってか、割と黒字である事がわかりました。

 

 自分の場合、銀行預金と合わせて、6万円くらいなら資産運用に回せそうだと感じました。

 

資産運用方法の検討 

 私が資産運用方法の選択肢として、新たに検討したのは、NISAとつみたてNISA、そしてiDeCoと選択制企業型DCです。

 これらは国が認める税制優遇措置です。普通であればお金が増えた分に対し20.315%の税金がかかるのですが、これらの制度を利用することでこの税金が免除されます。

 

 それぞれの特徴をざっくりまとめてみます。

 

①NISA

  • 非課税で運用できる期間は5年間

  • 1年間に非課税で運用できる金額の上限は120万円

  • 運用できる商品は株、投資信託、ETF、REIT等

  • つみたてNISAとの併用はできない

②つみたてNISA

  • 非課税で運用できる期間は20年間
  • 1年間に非課税で運用できる金額の上限は40万円
  • 運用できる商品は、金融庁が厳選した投資信託、ETF(つまり、①NISAより選べる商品は少ない)
  • NISAとの併用はできない

③iDeCo(個人型確定拠出年金)

  • 運用中はずっと非課税
  • 1年間に非課税で運用できる金額は、14.4万円(会社に他の企業型年金がある場合)
  • 運用できる商品は定期預金、投資信託、保険
  • 口座開設時に手数料2,829円かかる。さらに毎年の手数料として2~7千円かかる。
  • 掛金は全額が所得控除となる。
  • 60歳になるまでお金を引き出せない

④選択制企業型DC(企業型確定拠出年金)

  • 運用中はずっと非課税
  • 1年間に非課税で運用できる金額は、33万円(会社に他の企業型年金がある場合)
  • 運用できる商品は、業者と会社が選んだ の中から選ばなければならない
  • 口座開設時の手数理料や、毎年の手数料がかからない(会社持ちとなる)
  • 掛金は全額が所得控除となる。さらに金額によっては社会保険料が減ることもある
  • 60歳になるまでお金を引き出せない
 

NISAとつみたてNISAはどっちがいいか?

 NISAがつみたてNISAより優れている点は、①幅広い商品が選べることと、②年間掛金の上限が120万円と大きい(つみたてNISAは40万円)ことの2点です。
 逆に劣っている点は、非課税期間が5年間と短く、非課税で投資できる金額の合計がつみたてNISAに負けてしまうことです。
 NISA 120万円/年×5年 < つみたてNISA 40万円×20年
 
 自分の状況を整理します。
  • 欲しい商品がつみたてNISAにちゃんとある→つみたてNISAでもNISAでもどっちでもいい
  • 一年で120万円(=月に10万円)も投資できない→つみたてNISAでもNISAでもどっちでもいい
  • 短期ではなく長期で運用したい→つみたてNISAの方がいい
 自分の状況的にはつみたてNISAが合っていると考え、上限額である33,333円を毎月積み立てることとしました。
 

iDeCoと選択制企業型DCはどっちがいいか?

 iDeCo(毎月お金を積み立てして、老後の年金を作る制度)は結構有名ですが、選択制企業型DCはあんまり馴染みがないと思いますので、ざっくり説明します。

 選択制企業型DCは、「会社を通して行うiDeCo」とイメージしていていただいてOKです。給料の一部を毎月会社を通して積み立てることとなります。会社を退職しても、iDeCoに資産を移して持ち運ぶ事ができます。

 

 選択制企業型DCがiDeCoより優れている主な点は、①年間の掛金の上限額がiDeCoより大きいことと、②導入時の手数料や、毎年の口座管理の手数料を会社持ちにできることの2点です。

 逆に劣っている点は、会社が選んだ商品(上限35)の中からしか商品を選択できない点です。

 

 自分の状況を整理します。

  • 60歳まで下ろせない選択制企業型DCやiDeCoより、いつでもおろせるつみたてNISAを優先したい。つみたてNISAに33,333円拠出するので、選択制企業型DCもしくはiDeCoに回せるお金は現状10,000円くらい。→iDeCoでも選択制企業型DCでもどっちでもいい
  • 会社の商品より、ネット証券のiDeCoに入ったほうが、より自分が買いたい商品を買うことができる。→iDeCoの方がいい
  • 手数料をできるだけ払いたくない→選択制企業型DCの方がいい
 若干迷いましたが、結局選択制企業型DCにも、自分の買いたい商品と似たような商品があったので、こちらを選択しました。
 iDeCoは他の選択肢と比べて、年間の手数料がかなりネックになってくると思います。
 自分の会社に選択制企業型DCの制度がある人は、ほとんどの場合、iDeCoよりこちらを選んだほうが得になるのではないかと個人的には思います。
 
 

 長くなりました。

 次回は、自分の商品の選び方について振り返って見たいと思います。