2つのショートスタイルがある。

 

ひとつは「ソフトモヒカンショート」

 

ひとつは、三代目系を想像してほしい「2ブロックショート」

 

である。

 

 

 

パッと見、じつは全く

 

似て非なるスタイルである

 

用心のために、まず全体像を確認した

 

イメージである。

 

すると「短くなるのが嫌」だというコトが伝わってきた

 

すなわち、より短くなると「カットライン面」が

 

シャープになり、ハードになってくる

 

そこで僕は

 

ソフトでルーズなラインを予想して進めていった。

 

ある程度、進んだところでミラーチェック

 

その行為を、右面・左面・バック面の

 

最低3回ずつを確認してもらい、こんどはトップ(バングを含む)に

 

移り進んだ。

 

 

雰囲気というか、たたずまいというか

 

何か気配を、なんとなく感じる空気で

 

きっちり確認しておこうと心をあらため

 

かぶせる部分のスタイルイメージをチェックに入ると

 

「短くしてほしい」っと言われ、驚いた

 

だって

 

もともとの髪の長さが

 

イメージしたモデル画像の髪より、すでに短いのに

 

もっと短めが希望なのだそうだ。

 

とりあえず、説明を入れた

 

髪って、根っこが立ち上がり

 

そして高さができて、そこから初めて流れがはじまり

 

毛先の動きにつながるわけで

 

短いと、ただ ピン!シャン!っと立つだけ。

 

そこに「スクラッチカール」や「毛束感」

 

「空気感」など、みじんも存在しなくなる

 

 

 

俺は計算してアナを開けた。

 

 

 

 

長い毛の裏に、短い毛を創ってさしあげた

 

 

 

 

 

これが俺の仕事である。

 

ふうううううううう

 

誰が、どこを観てもイイけど

 

俺も、俺のためにこそ書いておく。

 

俺が爆発してしまわないようにね。

 

 

 

 

 

書くことで

 

整理ができ

 

書くことで

 

忘れる。

 

イイネ

 

オツカレサマデシタ 終業19時43分☆