辛いことの尺度を知る
センターが終了した I くんが
ヘアカットで御来店いただけた午前中だった。
僕が心がけるミッションは最低2つ。
人間として
気分転換(こころ)と
ほんとうにスッキリサッパリ(短く切るということでは無い)の
リクエスト通りのスタイルを創ること
それと、ほんのちょっぴりの
僕、ヘアスタイリスト側からの思い・・
試験に集中できるように、ブローしなくても
思い通りに決まる髪形にすること
彼に見えない部分でさえも。
人は
ずっと頑張り続けることが、とても困難なことだと知っているから。
僕は、それしかできない。
彼らへ気持ちをとどけるためには
そのように気を利かすことだと考えている
いつも、がんばっている I くんに
あえて「がんばれ」っと言って
見送りだした。
辛いことの尺度を知る
キツイことを知らないと、いけない。