とても重大な決意を心に秘めたお客様の


ヘアカットをさせていただけた。


その方は、その想いを


なにも関係のない僕へ沢山・・


淡々と話していただけた。





僕は、それまでの貴重な時間やお金


尊いもの全てを賭けて、打ち込んでこられていたのを知って


うかつに簡単に、その場しのぎのような


ペラペラな応援メッセージとか言えなくて


いや言わなくて


あえてただ


黙って


話しを聞いただけ。






僕へ


感謝され


共感され


自身へ


反省され


戒められた。







僕らはいつも


ミヒャエル・エンデのモモのように


ただただ話を聞くだけ。


これからも


耳を傾ける。