「毛」入り、粉モノ。





せんじつ、とある処で、粉モノを食った。


鉄板の上に、生地を塗り(置き)

目の前で焼いていただけるのだが

僕の目の前の鉄板に、塗りひろげた瞬間に

なが~い髪の毛が見えていた。


その女性従業員はとくに驚くこともなく

落ちついた表情で・・

手で、つ~~~っと髪を抜き取られて

僕の目の前で平然と焼き続けられた。


とうぜん

なにも、言葉も無しよっ



いろいろ考えていたら

僕の心に「スイッチ」が入らなかった。


なにも言わず、愛想よく、その粉モノをすべて残すことなく食し

いつもどこでもそうだが、深く頭を下げ

そのお店をあとにした。


僕は、バランサー。


なんか・・スイッチが入らない瞬間って

皆さんにもあるよね?


まっ いいか。


いいね。