雨の朝・4月11日水曜日①





4月8日、先週の日曜日に


結果的に、僕は


赤の他人に現金を貸すことになってしまった。


決して本意ではなかった


だが


選択肢にかけた上での「僕の意思」の決定のうえで。


金額は微々たるものだが


希望をもって信用貸しをした。


約束の期日は、昨日の4月10日火曜日


でも


現れては、くれなかった。


まだ


遅刻であってほしいと夢をみる僕は


甘いね


ずっと希望を持つしかないんだよね


人を愛しているから


そこは


信じるしかない。


貸したお金は、もういらない


だけど


顔だけは見たいなっ


わずかな遅刻だけでも


台無しになってしまうから。




おおつかけんじ