昔から「アゴを引いて、しっかり見ろ」と習った。剣道もダンスも。そして、自分自身が実際に指導する時も、アゴを上げて踊っている生徒見ると「アゴをシッカリ引いて、しっかり見る」…やっぱり言ってしまう。

先週の小田伸午先生の講義で「観の目付け、見の目付け」を指導して頂いてから何人かに実験を手伝ってもらった。

視線をフランクフルト平面のチームとカンペル平面のチームにわけてレッスンしてみた。

フランクフルト平面(耳の穴と眼を直線にする)だとルックスはいいのだがその姿勢を持続出来ない。だから、二小節ごとに上がった肩を治し、下がった視線注意して忘れた頃にアゴが上がれば「ヘッドアップしてきたよ」と言ってまた一からやり直す…先週までのレッスンです。

カンペル平面(耳の穴と鼻の穴を直線にする)では、どうか?姿勢は、自然体でそれぞれ個性的に立ってるがあえて指導しなかった。振り付けも先に見せず曲をかけていきなり踊って「ついて来て」と一言だけ言ったら、2レッスンでスローのデモ足が出来た。

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フランクフルト平面でも踊れる生徒はいたがそれをカンペル平面にするとよりパフォーマンスが上がり笑顔でスピンが出来た。

合わせて指導したのが「鎖骨から腕体操」で上腕の緊張をほぐした。


自然にやっていたプロの動きを生徒が少しでも体感出来る事は素晴らしい事だと感じた。




カンペル平面(カンペルへいめん)とは、歯科における診療上、研究上の基準平面のひとつ。鼻聴道線とも呼ばれる。

鼻下点から耳珠点を結んだ線により構成される平面であり、咬合平面と平行になるとされる。

そのため、総義歯やすれ違い咬合など咬合関係が失われた患者の咬合平面を再構成する場合に参考にされる。

フランクフルト平面とは平均的に12度の角度を持つ…

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2008/02/08 15:25 UTC 版)










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