それでは、
ラインナップより
何冊かを
ピックアップしましての
ご紹介でございます。


生きてるだけで、愛/本谷有希子
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ひとである。
生きているのです。
こと、なんて大変なんだろう。
わかるんですね。
ここに描かれていることの衝動。

この衝動と折り合いをつけて呼吸をする。
それが世の中でいう普通なんでしょう。

だけど、
衝動と折り合いのできない方々はいまして、


「北斎が五千分の一の一秒の富士山を描けたのって、
やっぱりその瞬間お互いの中で何かが通じ合ったからだと思うんだよね。」
(本文中より抜粋)

このわけのわからないようなことが、
山を登ることの本質的なことに
通じているような気がしてしまったのです。

剥き出しのココロで
全力でぶつかる現代は、
かなりの痛さがありますよ。


アナタを見て拝み、
なんか今日も息をしているのです。


ではでは。




世界を構成いたします
美しさと力強さの素晴らしさ。
表裏にあります絶対な恐怖。

海抜ゼロメートル以下の
この場所にて、
うえにあるものを想う。

圧倒的でありますものにたいします、
感動と畏怖と悦を、
書物のなかより
感じていただけたのならば、
幸いでございます。



テーマ:
『ボレロ鳴る夜明けを待つなら』

ブックラインナップ:
生きてるだけで、愛/本谷有希子
山の仲間たち/池内紀
山の郵便配達/PengJianming
賢治草紙/宮澤賢治小林敏也
INTOTHINAIR/JonKrakauer
ぼくは猟師になった/千松信也
Mt. Fuji/石川直樹
山/ミシュレ
日本百低山/小林泰彦
やまのいえで/ミロコマチコ
夜明け/山内悠


ではでは。

昨日をもちまして、

『ONE LITTLE LIBRARY at 山食堂』

全日程終了いたしました。

ご来場頂きました皆様
こころより御礼申し上げます。


ではでは。