『徒然読書はいつまでも』Dec.2009．そのに

最初になんか文章書こうと
思ったのですが、
なにもでてこないので
パスします。


今月の二冊目!!

Tokyo Generation/小林紀晴
↓↓↓


梶井基次郎 太宰治 石川啄木 中原中也 寺山修司 中上健次 堀辰雄
偉大な作家の言葉を通して、
著者の想いが
東京という軸を中心に
描かれた
言葉と写真の一冊です。

東京という都市の
ねっとりとまとわりつく濃密な闇は、
いつの時代も変わらず
想いを削り疲弊させます。
輝く都市は、
それに比例して
影の色がくっきりと
浮かび上がる。

この本に刻まれる
二つの時代の東京にも、
それはしっかりとありました。

重そうですが、
でも、
淡々とは書かれてなく、
暗闇で誰かと寄り添うようで、
これはこれで心地よい読み応えですよ。


ではでは。