　　広沢寺の新しい岩場　　１５，１，１８

　　今日はマルチピッチクライミングのロープワークの練習を主目的
　に久しぶりに広沢寺の岩場にやってきた。３名。
　ところが日曜日の弁天岩はどこかの団体が簾のようにトップロープ
　をかけて、アイゼントレや登山靴トレをやっていてまるで余地がない。

　　空きを待ちながら岩下でいくつか注意点の講習をやっていると、
　５，６人ほどのグループが通りかかり、上の岩場なら空いてますよと
　親切に教えてくれた。弁天岩上流２００ｍほどの小さな沢の中。　

　　いろいろとこの岩場について教えてくれたＧリーダーはこの岩場の
　開拓に関わった方のようだ。弁天岩が余りにも一杯でどうしようか
　と思っていたので大変ありがたく使わせてもらった。
　私たちはロープワークが主な目的だが、何本か易しそうなルートを
　登ってみる。
　

　　マルチルートをつるべで登るには基本リードが出来なければなら
　ないので、何よりクライミングの力を上げることがまず最初の課題だ。
　５．７とか５．８辺りの易しいルートを二人もリードトライ。

　　まずこの辺なら問題なく登れる。

　　私たちはここは初めてでもあり、２人の外岩でのリードトライには
　難しいところは出来ないので、ほんの一部触ってみただけである。
　５人Ｇは結構細かいスラブルートなどに挑戦していた。
　次回のチャンスにはいろいろ挑戦してみたいものである。

　　ハング越えのあるルートはトップロープで。

　　日が陰るまでここで練習し、教えてくれたグループにお礼を言い
　少しは空いてきただろう弁天岩に戻る。しかしまだ２ピッチ以上の
　ルートは空いてなかった。ともかく空いたルートでリードとフォロー
　間のコールの確認、支点の構築、フォローのビレイ、懸垂下降の
　注意点などを実地にやって時間となった。
　マルチピッチルートに挑戦する手始めとして、２，３ピッチのルート
　で問題点を確認するという予定は出来なかったが、こうした企画を
　通して新たにマルチルートに挑戦する仲間が増えていけばと思う。