　　（続き）

　　仕事道を辿ることは止めて、少し時間はかかるが
　沢を下降することにした。まだ時間はある。
　大滝の懸垂下降。ここは２段で下段にいい支点がなく
　少し手間取った。１２：３０過ぎから５０過ぎ頃。

　　ちょっとした小滝も手がかりが少なくお助け紐を出しながら
　降っていく。１４：１５頃。

　　２、３個の滝をまとめて懸垂下降。１４：３０頃。

　　
　　きれいな滝です。

　　
　　この後登りでもシャワーを浴びた滝に来ました。左岸の岩を
　懸垂すればいいのですが、支点の紐が頼りなさそうで止め、
　登りの逆、４ｍほどのつるつるの壁を降り、滝を飛び渡る
　ルートを行きました。たっぷりシャワーを浴びました。
　同行の氏がいい写真を撮ってくれました。
　１２：４５頃から。

　　岩タバコの花。１５：２０頃。

　　深い釜をへつる。１５：２５頃。

　　
　　この滝まで登りで３０分ほどでした。
　堰堤を降り、３段１０ｍ地蔵の滝を降り、巳ノ戸橋の見える
　鷹ノ巣谷入り口に到着。１６：１５頃。

　　
　　河原に家族と遊んでいた男性が私たちが沢から出てきたのを
　見て話しかけてきました。
　奥多摩の山岳救助隊の今さんと知り合いらしく、この大滝下で
　心配停止状態で見つかった人を降ろすのに１０時間以上
　かかったとかいう話をしていました。
　この谷は救助の難しい谷という話でした。沢までが深いので
　ヘリの使えそうなところがないようです。
　奥秩父の事故のあと「労山」は大変なバッシングを受けている
　そうです。救助隊の人かもしれません。

　　私たちも事故を起こさないよう心したいものです。

　　写真はほとんど同行の氏のものをお借りしました。

　　
　　

　　

鷹ノ巣谷 ２

　鷹ノ巣谷　２