イケアやニトリ、無印良品などに行くと、ときどき1つの部屋を再現したようなスペースに出会うことがあります。昔からそういった展示スペースに近いような部屋にずっと憧れているのですが、何十年も実現していません。
ここ何年か物を少しずつ手放しているのですが、それでもなかなか実現しません。
最近やっとその理由が分かってきました。
物は基本的に平面があるところに置かれます。
ある部屋に新規に入居した直後はスペースがありますが、地面が見える場所はみるみる間に埋まっていきます。
もし棚がないとすれば、持ち物が比較的に少なくても埋まってしまうでしょう。
そこでどうすればよいかといえば、棚を作って「平面」を新たに作ればよいのですが、すでに地面が埋まっていると棚自体を置けません。簡単な話ですが、そこに気づくまで何年もかかりました。
実際かたづけの本やyoutube動画でも、まず部屋のある場所に1か所作業用のスペースを確保しなさいというアドバイスがあったりします。
「15ゲーム」というものがありますが、あれに似ています。
あれも1マスだけ空きがあるので、タイルを動かすことができます。16マス全部埋めると全く身動きがとれません。
1マスだけ空きを作っておくというのは、時間管理にも応用できる重要な考え方だと思いました。