自身が自閉症であるドナ・ウイリアムズという
女性の自伝です。
さまざまな自閉症の症状が克明に描かれているほかに、
興味深い記述がいくつかでてきます。
一つは、彼女が女友達と遊んでいるときに、
彼女にしか見えない老人が立っているのを目撃するのですが、
その人物が女友達の祖父で、その3日後に亡くなるという
話です。
二つ目は、まだ出会う前の彼氏の映像をかなりリアルに見て、
それとまったく同じ体験をのちにすることです。
三つ目は、周囲の人たちが何かをしている光景を頭のなかで目にし、
後で本人に確認すると、その通りのことを実際に行っていたということです。
本文中ではサラっと書かれていますが
自閉症の記述うんぬんよりこっちの方がすごい
気がするのですがどうなんでしょう
(情報源)
自閉症だったわたしへ (新潮文庫)/新潮社

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