第二次大戦後に、日本人が
ソ連に強制連行され、ひどい目にあった
という出来事ですが、
収容所で、スタッフが必要以上に日本人に
悪い待遇をしたところ、
収容所スタッフ全員が処分を受けた例があったそうです。
収容された人たちが日本に帰るとき、
鉄道と船を乗り継いで長い距離を帰るわけですが、
ソ連人の老人が「どんな綱にも必ず終りがある」
と言って励ましてくれたそうです。
歴史上の記述だと、
とにかくクソな出来事という印象になってしまいますが、
どんな時代でもいいことが全くないということは
ないんですね。
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