ゴールデンウィークに入る前、ニコラがゴールデンウィーク中に一緒にしたいことがあると言ってきた。
何をするかは秘密で、ミステリーデートとのこと。
泊まりだったら、それなりの用意もいるし、行く場所によって服装も決めないといけないので、何をするのかだけでも教えるように言うと、普通に出掛けるだけ、映画が観たいと言ってきた。
そんなん大袈裟にミステリーデートとか言う必要ある?!と思ったけど、オッケー☆と言っておいた。
受け狙いでラブコメの映画をチョイスするか、泣かせようと感動系をチョイスするか、無難にアクション系選ぶのかなと思ってたけど、連れて行かれた映画は、予想の遥か斜めいってた。
僕はその映画の前知識なかったから、映画館入ってたら、周りは女性ばっかりで驚いた。
ラブコメか恋愛映画やなと思って見てたら、何とゲイ映画!!!Call me by your nameってやつ。
ちょっと!!!!!
周りから見たら僕とニコラ完全にゲイカップルやんか!!!!!やーめーてーーー!!!
そら普通の映画やったらわざわざミステリーとか言わんわな…。以後気をつけよう。
普段僕はゲイ映画には興味くて観ないけど、この映画はアーティスティックで美しかった。ただちょっと悲しすぎたな。明るい映画が良いわ。
主人公と恋人の関係はすごく綺麗だったけど、一番グッときたのは、主人公の父親の言葉かな。
その父親はリベラルな人で、息子がゲイと分かっても応援して、変わらず愛してくれる。
僕も父親が亡くなる前にカミングアウトしとけば、同じように応援してくれたんかなとか、正直に言える前に他界してしまって悔しいなとか色んなこと考えた。
映画の主人公と父親の関係が羨ましかった。
僕もこんな父親になりたいけど、悲しいかな、子供は望めない…。
僕は父親が好きだったから、素晴らしい父親像とか親子関係とか見せられると涙腺緩む…。
映画終わり方も切なくてめっちゃ悲しくなった。ズーン…。
言葉出てこんかった。
