--がん手術せず3年放置、転移で死亡 名大病院--
名古屋大病院(名古屋市)は13日、口腔内のがんの疑いと診断し、手術をすると決まっていた愛知県の30代患者に2008年から約3年間、入院の連絡をしないまま放置していたことを明らかにした。患者はその後、手術を受けたが、がんが肺に転移し、翌年に呼吸不全で死亡した。
名大病院によると、患者は08年3月、歯科口腔外科で外来受診し、入院して手術することが決まったが、病院が入院日などの連絡をせず、別のクリニックで治療を受けていた。
病状が悪化したため、11年4月に名大病院を訪れて放置が発覚した。病院はすぐに手術を実施し、経過は良好で同年6月に一時退院したが、肺への転移が分かり、12年4月に死亡した。
名大病院は既に、対応に問題があったとして遺族に謝罪している。
<2013.3.13 10:26 MSN産経ニュース>
予後については個人差もあるのでタラレバも憚られるが
違った経過を辿るチャンスは十分あっただろう。
とても残念に思う。