経営計画(30)3か年計画のたたき台 | 愛知県江南市の税理士・大塚高史です。

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みなさんこんにちは。
先回まで、3か年計画についての概略をお伝えしてまいりました。
今週は、先回の表に具体的な数字を入れていきます。

中期利益計画表(たたき台) (単位:万円)
  現状 計画
平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度
売上 5,000 5,000 5,000 5,000
(対前年比) 100.0% 100.0% 100.0% 100.0%
変動費(注1) 3,500 3,500 3,500 3,500
粗利益 1,500 1,500 1,500 1,500
粗利益率 30.00% 30.00% 30.00% 30.00%
固定経費(注2) 減価償却費※ 100 100 100 100
人件費 720 1,080 1,080 1,080
その他の経費(注3) 480 720 720 720
経常利益 200 △ 400 △ 400 △ 400
法人税等(注4) 80 0 0 0
税引き後利益 120 △ 400 △ 400 △ 400
資金増加額(注5) 220 △ 300 △ 300 △ 300
(対前年比) 100.0% -136.4% 100.0% 0.0%
資金累積額 1,000 700 400 100
従業員数 2人 3人 3人 3人
一人当たり 売上 2,500 1,667 1,667 1,667
粗利益 750 500 500 500
人件費 360 360 360 360

(1)売り上げに直接連動して増減する支出(仕入、外注費)など

(
2)売上とは直接の連動性はないが、会社運営上かかる経費

(
3)人が増えると増える経費。人件費の80%として計算
(
例:旅費交通費、接待・交際費、福利厚生費、事務用品費など)

(
4)経常利益の40%程度を税金として負担するものとして計算
(赤字の場合、当年度と翌年度の税負担無し)

(
5)税引き後利益+減価償却費※=キャッシュとして残る金額。借入返済の原資
※減価償却費は、設備投資(=支出額)を長期間にわたって費用化するので、
  費用化年度においては支出は無い

次回は、この数字の内容をお伝えしてまいります。