会社のおカネを増やそう・第二章(6)キャッシュフローの改善でおカネを増やそう | 愛知県江南市の税理士・大塚高史です。

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みなさんこんにちは
先回はキャッシュフロー計算書の読み方について説明いたしました。
(先回分はこちらからもご覧いただけます)

今回はキャッシュフローの改善(=おカネを貯める)についてお伝えしますが、
おカネを貯めるには入出金管理をしっかり行なわなければなりません。
おカネの管理について注意するのは次のことです。

請求、集金を確実に早めに行なう
(20
日〆⇒翌月20日払い、などというパターンの確立)

できるだけ手形ではなく、現金または小切手、もしくは振込で払ってもらえるよう働きかける
入金の受入口座は普通預金(些細な額だが利子が付きます)にして、
当座預金(=小切手を切る預金口座、利子は付きません)が開設できたら、
当座預金は支払専用にする。

手形での集金であれば、支払先に回しやすいよう、手形を何枚かに分けて発行してもらい、
可能な相手先については受取手形を回して支払う。(裏書譲渡)

(
手形を分けて発行してもらうことで、ついでに印紙の節約にもなる場合があります)
国税庁HP(手形の印紙代一覧。ちなみに以上・以下には丁度の金額を含みます)
https://www.nta.go.jp/taxanswer/inshi/7103.htm


販売計画を綿密に行ない、過剰在庫にならないよう気を付ける。
(
在庫のめやす)
飲食業:2日分~4日分の売上相当額
小売業:15日分~20日分の売上相当額
製造業:20日分~30日分の売上相当額

仕入代金は早めにキチンキチンと可能な限り現金、小切手、振込、
もしくは回し手形(受取手形の裏書)で払う

(
信用を付け、いざというときに仕入先の助けを求めることができるように)

経費の無駄を減らす(小さなことからコツコツと)

おカネが貯まってきたら借入金の繰り上げ返済をして、会社を身軽にする。
(
利子の支払いが無くなりますし、
自己資本比率が好転するので、次の投資に向けての融資を受けやすくなる)

⑧さらにたまったおカネは定期預金、定期積金などで蓄える。
UFJ
とかのメガバンクよりも、オマケがもらえたりするので、
信用金庫とかに定期・定積の口座を開設する方がいいでしょう

社長を被保険者、会社を受取人とする生命保険に入るなど、

保険もあれこれ調べて有利なものに加入する。


ほかにも「節約術」の本とかを見て、使えそうなアイデアを実行する

しっかりおカネを貯めて、将来の投資(店舗改装、設備増強など)と、
起こるかもしれないリスク
(南海トラフ地震など)に備えてください!!

キャッシュフローの説明は、次回の「総集編」をもって終了させていただきます。
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。

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