先回までは、利益を表示する「損益計算書」についてご説明しました。
利益について考えよう(1)損益計算書とは?
利益について考えよう(2)損益分岐点売上
利益について考えよう(3)借入の返済のために必要な利益
利益について考えよう(4)生活費を稼ぐためには?
利益について考えよう(5)倒産した理由
利益について考えよう(6)経営計画は随時見直ししましょう
利益について考えよう(7)利益を出し続けること
今回からは「貸借対照表」についてご説明します。
貸借対照表とは、簡単に言うと会社の財産の一覧表です。
項目 | 金額(単位:円) | 項目 | 金額(単位:円) |
現金 | 100,000 | 支払手形 | 400,000 |
預金 | 1,000,000 | 買掛金 | 400,000 |
受取手形 | 500,000 | 未払金 | 400,000 |
売掛金 | 500,000 | 流動負債合計 | 1,200,000 |
棚卸資産 | 500,000 | 長期借入金 | 16,000,000 |
流動資産合計 | 2,600,000 | 固定負債 | 16,000,000 |
建物 | 10,000,000 | 負債合計 | 17,200,000 |
機械 | 5,000,000 | ||
車両 | 1,000,000 | 資本金 | 1,000,000 |
器具・備品 | 500,000 | 利益剰余金 | 900,000 |
固定資産合計 | 16,500,000 | 資本合計 | 1,900,000 |
資産合計 | 19,100,000 | 負債・資本合計 | 19,100,000 |
受取手形:売上代金(売掛金)として受け取った手形で、
金融機関に入金(取立)依頼をして預けてあり、後日預金に入金される予定のもの
売掛金:請求済で、集金する予定の売上代金
棚卸資産:在庫(賞品、製品、材料など)のこと
建物、機械、車両、器具備品:
会社で事業用(仕事用)で使っている
店舗・工場、製造用・仕事用の機械、営業車・トラック、事務机・パソコンなど
支払手形:自社が発行した手形。後日預金から引き落としされるもの
買掛金:請求書が届いていて、支払う予定の仕入代金
未払金:請求書・引き落とし明細などが届いていて、
支払う予定・または引き落とされる予定の外注費、経費など
長期借入金:返済期限が決まっていて、完済まで1年以上の借入金。
(カードローンなど返済期限の決まっていない借入金は「短期借入金」とします。)
資本金:その会社の株主(社長、役員など)から出資を受けた金額。
利益剰余金:今までの黒字の蓄積
必要に応じて、もっと色々な項目(会計用語では「勘定科目」といいます)がありますが、
できるだけシンプルなものでご説明させていただきます。
次回からは「貸借対照表の見かた、使い方」について御説明します。
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