利益について考えよう(7)利益を出し続けること | 愛知県江南市の税理士・大塚高史です。

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こんにちは、
ここまでの報告で、資金ショートしないよう、利益を出すことの重要性はお分かり頂けたか、と思います。
そこで、今回はどれだけ利益を出せばよいか、について御説明します。

お店も、特に美容室とか、洋服店とか、飲食店とか、
雰囲気で集客する業種の方は、ある程度早めに改装しないと、
きれいなお店じゃないと、お客さんは来ませんよね。

直前の店舗改装資金が3千万かかっていて、10年経ったら改装するのであれば
(
物価上昇とかは読めないので、同額で考えました)
300万円を改装資金として毎年積み立てていくのが理想ですが、
借入せずに、というのは難しいでしょうから、せめて年120万円を積み立てるための
毎月の売上の計算をしてみました。

(1)売上(本業収入) 2,873,334
(2)売上原価(変動費) 2,011,334
(3)粗利益(限界利益):売上の30% 862,000
(4)販売費・一般管理費(固定費) 650,000
(5)営業利益 212,000
(5)営業外費用(借入金利息など) 20,000
(6)経常利益(税金対象の利益) 192,000
(7)法人税等(経常利益の37.5%) 72,000
(8)税引き後利益 120,000
(9)減価償却費 100,000
(10)借入金返済 120,000
(積立金)(8)+(9)-(10) 100,000

①店舗改装積立金:120万÷12か月=10万円
②税引き後利益:①+借入返済12万-減価償却10=12万円
③税引き前利益:②÷(100%-税率37.5)=192,000
④粗利益:③+借入利息2+固定費65=862,000
必要となる売上:④÷粗利益率30=2,873,334

未来の為にガンガン売上を上げて、お金を蓄えてください!!
(更に儲けを稼げるようになったら、社長さんの給料を上げて頂いて、社長さん個人で蓄えて頂き、
改装資金を社長さんの蓄えからの増資(=無利子融資を受けるのと同じ)により賄うのが良いと思います)

※お問い合わせにつきましては電話またはメールにて承っております。
なお、メールを送って頂く際には、お手数ですが
ご住所、お名前、お電話番号の御記入をお願いいたします。
電話 090-7038-7866(NTTドコモ) 080-3447-7970(ソフトバンク)
メールアドレスtakasi.otsuka@train.ocn.ne.jp
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