『経営計画書』の作り方 【第4回】利益の計算(前半) | 愛知県江南市の税理士・大塚高史です。

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経営計画書について、第1回「経営理念」 第2回「会社の方向付け 」
第3回「経営戦略」 の順にお伝えしてまいりました。
今回と次回とで、現時点での、会社の利益の計算をします。
決算書(または先月の試算表)をご用意して頂き、
以下の手順に従って数字を出してみてください。
※手順の下は、私の4月の数字です

【手順1、変動費を算出する。】
 変動費は、売上に応じて変動する費用をいい、 商品の仕入と、材料費、
 外注費(他の人・他社に加工などの仕事を頼む費用)を合計した金額です。
  変動費(=外注費10万円)

【手順2、固定費を算出する】
 売上の変動とはあまり関係なく掛かる費用を固定費と言います。
 全てを足すと大変な作業になりますから、次の算式で算出してみてください。
  前月の売上高(50万円)  変動費(10万円)  利益(0)  固定費(40万円)

【手順3、粗利益額を算出する。】
それでは、売上高から変動費を引いてみてください。
  前月の売上高(50万円)  変動費(10万円)  粗利益額(40万円) 

【手順4、粗利益率を算出する。】
その次に、粗利益額を売上高で除してください。
   粗利益額(40万円) ÷ 前月の売上高(50万円)  粗利益率(80%)

今回はここまでとさせていただきます。
それではまた次回、よろしくおねがいします。

本日もお読みくださいましてありがとうございました。

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