(閑話休題)スキー板の試乗記録(田沢湖、安比高原) | ゆっぽこ隊 活動日記

ゆっぽこ隊 活動日記

「ゆっぽこ」隊長とお供の「ふと」の週末活動日記
春~秋は山登り、冬はスキーの活動中


今回、スキー板をレンタルする機会がありましたので、備忘録を兼ねて簡単に感想を残しておきます。



まずは、参加者(ゆっぽこ隊)のインプレッションから

隊長 : 中級、女性、パウダー大好きっ娘、カービングはちと苦手、最近はコブも練習中


使用板は、パウダー用はDPSのZERDA106、練習板はID-OneのFR-X 

隊員 : 中級、男性、体重増加中で身体のキレなし、体重を活かしたターンが得意、ブーツを壊して新ブーツにチェンジ後滑り方を忘れる(泣)

使用板は、パウダー用はVector Glide POLARVE Standard、練習板はID-OneのFR-X



ゆっぽこ隊はド素人なうえ、普段はパウダーばかり滑っていて基礎板に関しては専門的な知識も経験も皆無

特に今シーズンはパウダーばかり滑っていてポジション修正もできていない状況

そんな「パウダースキーヤーが基礎板を履いてみた」という感じで読んでもらえたらなぁと思います(と、軽い免責を入れておきます(爆))

 

 

 

まずは、田沢湖スキー場でレンタルした板です

 

 

 

 

OGASAKA U-FS2+FDT TP10  160/R14.8 FLF,FFS(17%) 119.5-75.5-103.5

 

 

 

暗号のような記述ですが、「FDT TP10」がチロリアのビンディング、長さと回転半径、ELFとEFSは機能、最後は板のサイズ(太さ)のようです

問題は、写真のようにコスメとU-FS2という型番

ホームページ等で確認すると、サイズから見て21年モデルのUnity VS-2に相当するような感じです

試乗用のコスメと型番なのか、来年はデザインや型番が変わるのか、そのあたりは情報がありません(スイマセン)

隊長の評価では、板自体はしっかりしているけどコントロールが難しいとのこと

Unity の VS-2 であれば、しっかりとしたポジションでしっかりターンを誘導すれば気持ちよくターンできそうですが、逆にポジションが良くないと板に持っていかれそうな感じのようです

 

 

 

 

OGASAKA KEO'S KS-SA SR585 165/R15.0 FLF,FES,STB 116.5-69-99.5

 

 

 

持った瞬間、重さにビックリ

板自体の重さに加えてプレートも重量があり、かなり不安でしたが。。。

滑り出すとビックリ!

もともとの板の硬さとプレートの組み合わせ、それに隊員の体重も加わり(爆)、気持ちよくターンできます!!

少し踏んで上げるとしっかりとエッジがかかり、大回りも小回りも最高でした!!!

通常の圧雪、ガリッとした硬い雪、午後の荒れ気味の整地も問題ありません

西日本の午後のモッサリとしたコンディションでは滑っていませんが、オールラウンドに楽しめそうな印象でした

ただ、金額を見て。。。無理だなぁ(泣)



次は、安比高原スキー場でレンタルした板
 

 

 

 

ATMIC MAVEN 85C

 

 

 

隊長お気に入りの1本

 

ATMICの新しいフリーライド系のレディースモデル

今のDPSのPureCarbonに比べ板自体がしっかりしていて圧雪の荒れたところでバタつきが抑えられており、板の太さからサイドでも楽しく遊べる感じ

ロッカー度合いと板の太さから、圧雪でカービングというより、自由にゲレンデを遊ぶ感じに仕上がっていたようです

 

隊長的にゲレンデクルージング向けの1本!だそうです
 

 

 

 

ATOMIC REDSTAR REDSTER S9I REVO + X12GW 165cm

 

 

 

隊員も初めてのATOMICの板

 

スキーに貼られたSPEC表やデザインとメーカーのホームページがイマイチ合っておらず、ちょっと???な感じです

 

こちらもオールラウンドの基礎板で、圧雪では色々とできそう

 

前回試乗したKEO'Sに比べ、やや軽い分、少し反発の弱さを感じる

 

安比のザイラーゲレンデやセカンドゲレンデの圧雪を中心に滑り、朝イチは気持ちよかったがコースが荒れてくると少しコントロールに苦労したような。。。

 

板を乗りこなす技術がないことが原因かも(泣)

 

 

 

 

OGASAKA KEO'S KS-NY SLR10 GW 155cm

 

 

 

隊長が短い板を希望して選んだ板

 

軽量で軽快さがウリであるが、その分安定性に欠けるようで、しっかりとしたポジションに乗らないとコントロールが難しい感じです

 

昨日のU-FS2と同じような評価です

 

安比のセントラルゲレンデの各所を滑りましたが、あまりゲレンデクルージング向きではないとの評価

 

 

 

 

OGASAKA Unity VS-1 FDT TPX12 BK 165cm

 

 

 

隊長と同じタイミングでオガサカの旋回性能が高いモデルを試乗

 

旋回性能が高く勝手に曲がる板

 

やはりしっかりとしたポジションに乗らないと意図したターンを描けなく、逆に難しい印象

 

こちらもクルージングには不向きかなぁと

 

 

 

 

Salomon Stance88 161cm

 

 

 

サロモンのフリーライド系の板

 

いわゆるペラペラ系のもので、ゲレンデが荒れてくるとコントロールが難しくなる感じらしい

 

軽量でコントロールしやすいので、ゲレンデ内のギャップなどの遊びメインだと楽しいとのこと

 

まぁ、いかにもサロモンですなぁ

 

 

 

 

OGASAKA TC-ST + rMOTION2 12GW 165cm

 

 

セントラルゲレンデのクワッドリフトのみのそれほど長くない緩斜面を2本滑っての感想

 

圧雪の小回りの反応がよく、少し体重をかけるだけで旋回してくれる板

 

エッジの喰い付きがとても良く旋回が楽しくなる

 

長い距離を滑っていないので、クルージングに関する評価は別の機会に行いたいと感じさせる板でした

 

 

 

今回は隊長は短めの旋回重視の板とフリーライド系、隊員は基礎系のオールマウンテンと旋回系の板を中心に試乗

 

パウダー板では得られないエッジの切れを感じることができて、久しぶりのプレート付きの板の旋回性能とロングクルージングの楽しさを味わえました

 

 

 

結論 : 高い板はすごい!(爆)