バルコニーで
クラブアップルの花が咲き始めました。
クラブアップルは
ピンクの蕾の色が美しく
咲き始めがホントに綺麗
朝の光の中で
クラブアップルの白い花を見ていたら
冬場、
クラブアップルの実が
野鳥たちに大人気だったことを思い出しました。
そうだわ
園芸屋さんが
「花が咲いたらポンポンと人工授粉してやると
実のつきが良くなりますよ」
って言っていたっけ。。。
わたしは部屋から綿棒を持ってきて
バルコニーにいた夫に
「はい、これでクラブアップルの花をポンポンってして」
と綿棒を渡しました。
「え、、、これで❓」
「人工授粉ね・・・咲きはじめにやるのが効果的らしいの」
「ふぅ~ん」
わたしと夫は
そ~っと綿棒でクラブアップルの花の中心部を
なでるように軽く触れました。
やっているうちに
なんとなく嬉しくなってきて
「ふふっ ♪これで実がたくさん実ったら
またキジバトが来たりしてね」
そう呟いていたら
夫が すっとんきょうな声を上げました。
「キジバト・・・・え❓・・・まさか・・・いる」
1か月以上前、
バルコニーの手すりの向こうで
タマゴを温めていたキジバトが
突然その姿を消しました。
あとに残ったのは
もぬけの殻の巣だけでした。
それ以来
キジバトの姿を見ることはなかったのです。。。
まさかと思いながら
バルコニーの手すりの向こうを
目を凝らして見ると、、、
キジバトと・・・
そのキジバトの下には、、、
タマゴが見えている
突然の展開に
夫と2人で
「まさか・・・だよね~~」
と言い合いながら
その後
園芸屋さんに出かけました。
数時間後。
帰宅してバルコニーのキジバトの巣の様子を見ると
親鳥の姿が見えません
えっ
・・・いない・・・
いないって、、、
ど~ゆ~こと❓
ランチにでも行っちゃったんだろうか・・・
えっでもタマゴは
と思いながら
巣に近づいていくと、、、
巣の上で
タマゴだけが
午後の日差しを浴びて
透明な光を帯びていました。。。
親鳥は
夕方になると
巣に戻ってきてホッとしました。
それにしても、、、
まさかまさかの展開に
目をパチクリするばかりです