はっきりは覚えていないけれど、私が小学生の時に体験した話。

私は凄く勉強が苦手で小学2年生の頃から塾に通いはじめた。

初めの頃は楽しく行っていたもののだんだん嫌になってきて塾に行くまでの道を遠回りをするようになった。最初は行きたくないから少し違う道と言う気持ちだったのが嫌な気持ちと比例するように遠回りする距離が長くなった。

その日も新しい道を通っていると全く知らない

おばあちゃんに話しかけられた。

あまり会話の内容は覚えていないが世間話だったと思う。

これから何するの?何年生?等

凄く笑顔で優しい人だったと思う。

話していた時間は多分30分くらいだった

塾に行きたくない等の愚痴を聞いてくれたりもした。

それを塾に行く前にするのが日課だった。

特に私は塾に行く時間が決まっていた訳ではない

大体4時から5時半くらいの間だったが何故か

そのおばあちゃんは必ず会う。

今思うと私はそのおばあちゃんがなんて言う名前で何歳なのかは知らない。

でも、家がいつも会うところの近くなのは知っていた。

でも、はっきりとその家だという記憶は無い。


数年経って勉強が少しずつ理解できるようになり

塾が楽しいと思い始めるようになった。

物心が着いた頃には、そのおばあちゃんは私には見えなくなった。

何故私は塾のある日必ず会っていた人の事を忘れたのか、分からない。

その人の住んでいた辺りに救急車が来ていた事があるでもそんな事より早く塾に行きたくて

あまり気にしなかった。

その救急車におばあちゃんが乗っていたのか

はたまた私が作り出したイマジナリーフレンドだったのかは分からないが。

また会えるなら感謝を伝えたいと思った。