民事裁判といいますか、裁判をする場合の考え方は、事案によってオーダーメイドで処理をする
と、刑事裁判教官が繰り返し話しておられた。
それは、私にもよく理解できる。
1つとして同じ事件、事案はないから。
同種の問題でも、落ち着きどころ、将来の話などは違ってくるだろうし。
だから、個別に検討していくことが大事である。
しかし、他方で、公平、公正というところもあり、偏波なき裁判でなければならない。
だから、万人が納得する判断も求められる。
ワタシは、個別事案の対処をアタマに置きすぎて、その程度で振り切れてしまった。
すなわち、他人が納得できる判断を下せなかった。
これを民事裁判修習中に思った。
あのときは、明確にここまで整理はできてなかったけど、いまなら、そう思う。
自分の考え抜いた考え方、方針で凝り固まっていた。
根拠さえあればいいと思った。
それを認めるかは、その人次第だと、なぜか、独善的になっていたのかもしれない。
裁判官は、合わない。
選択は間違ってなかったようだ。