人間失格

 

 

僕がなぜ、太宰治が好きかといえば

ここまで繊細に人の形を文章で表現できるからだろう。

購入した紙粘土を少しずつ、切ったり、ねじったり、へこませたり、ひねあげたりして、少しずつ自分というものを創り上げることが人生だとしたら、その外部的な影響とそれに伴う変化が、細部まで合致していると思う。

ここで考える、ここでこの選択肢を選んでしまうとか。

理解できなくても、そういう人もいると思えてしまうから。