田中角栄の昭和

 

読了。

昭和の金権政治の代表的人物。

この本を読んで、日本の政治界の裏側をすべて把握したなんてことはないのだけれど、これまでの日本の大きな流れを少しでも知ることができた。

政治家という職業も悲しいものだと思う。

国民のために働き、政策を実行するが、世界情勢なり自然の次くらいに容易に対処できない潮流に飲まれた国民の不満を絶えず受けなければならない。

そんなにすぐに国は動かないし、物事も変わらない。

その責任を一手に引き受けることになる。

国民というか(語弊があるかもしれないが)政治家でなければ、およそ使命感がなく、ひどく流動的であり、フリーライダーである。

金権政治は、そういう人間を束ねるための苦肉の策だったのかもしれないと思うと、やはり国家を担っていた大変な政治家であったのだと思う。

 

政界、武器、官界、財界のトップは、僕たちがまだ知らないことばかりしている。