実家に帰ってきた。

そして、走った。

国立の夜とは、一週間くらい前におさらばした。

これから、約1年間は、走り慣れた多摩川周辺を走ることになる。

さっそく、カラカラので、黒い夜に透き通った電車を目で追いかける。

光り輝く乗り物が滑るように川を渡っていく様は、どう考えても美しい。

どんな日でも、少し疲れ切った様相がある。

そのくたびれたところに、人間くささがあって、美しさを感じてしまうときがある。

僕は、琥珀だと思っている。

できれば、想像して欲しい。