東京よりも白くくゆんでいく吐息にキミへの想いを口移せば
徐々に見えなくなるという末路にやたらとリアルさを感じてならない。
あとは別れ際の口付けの温度や感触が消えないように殊更丁重に唇を取り扱うのだけれど
生きていれば水を飲むし、透き通る天然水に洗われてしまうことは避けられない。
両立はするのだけれど、お互い鬩ぎ合うのが普通なのだろうとアタマの中で噛み砕いてみている。
たぶん、間違っていない。
しかし、このギリギリと表面で鬩ぎ合うことが互いに磨きをかけることに繋がるはずだ。
だから、この選択も間違っていないものとして、進むべきなのだと思う。