一歩前進できたわけだが、どうにも現実感がない。

ふとしたときに、合格発表番号を確認している自分がいる。

まぁ、それでも合格はしているようだから、一瞬落ち着く。

早く合格通知書なるものが届けばいいのにと思う。

 

さて、私は大学時代に対して法律を勉強しなかった。

言い訳にするとダサいので、あくまで客観的に無理だったというニュアンスを感じ取ってもらいたいのだが。

體育會水泳部における活動。そして、コーチに就任し、トレーニングに関する勉強の毎日。

だから、法律の勉強をする暇はなかった。何度も試みたが。

そんな私の周りにいたのは、予備試験上位合格→本試験上位合格の先輩、東大ローや一橋ロー、慶應ローの特待生で合格するような先輩、同輩、後輩。

レヴェルが高いゼミに所属したからこそなんだが、焦らないなんて嘘だ。

それに、兼サー禁止というルールで法律系のサークルに一切所属できないから、法律関係の情報も容易に入ってこない。

 

そんな中で、中学時代の英語の教師づてに、ある先輩を紹介してもらった。

当時は、慶應ローの学生で、いまや判事補として少年事件を担当している大変優秀な先輩。

将来の目標、予備校のこと、ロースクールのこと、履修相談、裁判傍聴、基本書・演習書等の個々の説明等、あらゆる手ほどきをしてくれた。

当時は話を聞くだけでいっぱいいっぱいで、頭にとどめるだけにしておいた。

その後は、ロースクール浪人をして、ロースクールに受かって、久々に報告。

そして、司法試験に受かって、また久々に報告。

 

いつも、背中を追いかけるどころから、別の人種のような距離感で対面していた存在から

「お互い実務家として真剣に事件に取り組みましょう」というメールが返ってきた。

大変感激した。

まだ司法修習生だし(いや採用されてもいない)、二回試験も残されているけども

でも、今までの机上の勉強だけで済むような次元ではなくなる。

もう、実務家の卵として、人の人生を左右する立場にある。

真剣に取り組まなければならない。

 

取り急ぎ、司法修習生として採用してもらえるように手続を済ませます。

そのあとは、勉強です。

 

でも、実務家に近づけたのは何よりうれしいです。